英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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このブログで子どもの詩を紹介するようになってすぐ、
Nursery Rhyme(マザーグース)も入れたいと思いながら、
なかなかできませんでした。


Greenawaycoverr.gif



マザーグースなら、他のサイトもいっぱいあるし、
適当な音源も見当たらなかったので。

でも最近、YouTubeでマザーグースのビデオが増え、
美しい昔のマザーグース絵本が、続々と著作権フリーのデジタル図書館に登場して、
マザーグースの世界が急に華やかになってきました。

Baby-buque-pink.gif


そこで、3月からしばらく、時々、私の好きなマザーグースを、詩として紹介したいと思います。

今日は、ちょっとだけマザーグースについて・・・・

英語の故郷のイギリスで、口ずさんで伝えられた韻にのった言葉あそびを
Nursery Rhymeと言います。今でも、イギリスではこうよびます。

Nurseryは、子どもを育てる場所、つまり子ども部屋や、幼稚園。
Rhymeは、音の響きのいい、重なりです。 (Rhymeについての昔の記事はここ)
だから、「子どもの言葉遊び」、という意味になります。

アメリカでは、ガチョウをつれた、眼鏡とボンネットのおばあさん、
または、眼鏡とボンネットをしているガチョウが、この言葉あそびを伝えてくれた、
と言うイメージが定着し、唄をMother Gooseとよんでいます。

Smith Cover


日本では圧倒的にMother Gooseの名前が親しまれ、Nursery Rhymeと書いてもイメージがわかないと思うので、
私もちゃんぽんで使っています。

おおざっぱに言えば、アメリカのMother GooseもイギリスのNursery Rhymeも、
人気のある歌はいっしょだし、ほとんど同じです。
でも、聴きなれてくると、言葉やメロディーが違ったり、一方だけでよく聴く歌もあるし、何より発音が違うので、
違うものだと言いたくもなります。

私は今イギリスに住み、イギリス式のNursery Rhymeに接しているので、
できるだけ、イギリスでお馴染みの音や言葉を使って紹介したいと思います。

でも、インターネット上で、積極的に、音やイメージを提供しているのは、アメリカなので、使える素材は、
アメリカのマザーグースの方が圧倒的に多いです。
イギリスは、インターネットはまだまだ「おくて」な感じです。

だから、これからしばらくは、英米両方の素材を混ぜて紹介していくことになると思います。


cover.jpg



瀬田貞二さんは、「幼い子の文学」で、すぐれた子どもの詩は、Music and Magicだと言っています。

osanaikonobungaku.jpg

幼い子の文学 (中公新書 (563))
児童文学や、子どもの詩についての案内を一冊選ぶとしたら、この本だと思います。


耳に快く響き、舌に感じが良い、つまりMusic。 
言葉が魔力をもち、心を魔力で満たす、それがMagic.
Music とMagicが一緒になって、特別な悦びを私たちに伝える、
それが、子どもの詩。

だから、詩を楽しむには、どうしても耳で聴いて、
声をだして読まないと、なりません。

だから、ここで紹介するNursery Rhymeは原則として、
インターネット上で音源があるものを選んでいくつもりです。

Nursery Rhymeの、唄ごとに切った、音だけのデータがなかなか見つけられないので、音源は、YouTubeが多くなりそうです。

世界中の誰かが作って、無償でインターネットで公開してくれたものです。
「もうちょっとこうだったら」、という部分はありますが、
今は、あるものから感謝して使わせていただいてます。
市販のビデオを細切れにしているようでもあり、著作権は、ちょっと?ですが・・・目をつぶってくださいな。

もし、Nursery Rhymeに興味をもって、アンソロジーのように聞けるCDを一つ買ってもいいなと思ったら、私のお気に入りはこれです。

six song of six pence

Sing a Song of Sixpence: Nursery Rhyme Favourites (BBC Audio)

BBCが作った、イギリス英語のNursery Rhymeの唄で、すっきりとして聴きやすいです。
60曲もあるので、有名なのはほとんど入っているし、「コック・ロビンを殺したのは誰」、みたいな、子ども向けにはあまり入らない唄も入っているのもうれしいです。


著作権フリーのデジタル図書館には、Nursery Rhymeの絵本を読み上げた朗読や歌の音源が、ぐんぐん増えていて、個性的に素敵です。 唄ごとに切られていないので、ブログでは使い辛いのですが、いつか紹介してみたいです(けど、いつになるやら・・・)

そして、Magicのイメージを伝えるために、
英米の最高の絵本画家たちが心をこめて描いた
イラストもいっしょに紹介したいと思っています。

イラストは、70年ぐらいは昔の絵本で、著作権フリーになり、デジタルにして公開されているものを使うつもりです。
昔の絵本を見ていると、すごく素敵です。うっとり。

このブログでは、版権の関係で、古い絵本ばかりですが、もっと新しい絵本画家がイラストをつけた、マザーグース集(アンソロジーのように、唄の数が多いもの)で私のお気に入りはこの2つです。

raymondbriggscover.jpg


tomiecover.gif


まだ見たことがないけど、憧れはこれ。 Frog and Toadの作者の世界です。

Arnoldcover.jpg


幼い子ども向けのマザーグース絵本(数篇のマザーグースにイラストがいっぱいついたもの)も数限りなく出ているのですが、私はそこまで手がまわらずよく知らないので、みなさんのお奨めを教えていただけるとうれしいです。

Nursery Rhymeの記事は、ぜひ何度も耳で聴いて、
自分で音に出して読んでみてください。

それでは、MusicとMagicがみなさんに届きますように。



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RealMothergoose-cover1916r.gif


babys opera


our-old-nursery-rhymes1911.gif


Mohter Goose1901





おまけ
私は、英語のリズムを覚えるのに、Nursery Rhymeは最高の素材だと強く思います。
私自身、子どもが幼い頃、ずっと車の中で聞き続けていたら、自分が英語を話すとき、急にリズムにのれるようになった気がしました。

シャドーイングの練習の素材にも、ぴったりです。
多読のS先生に、「ブログでNursery Rhymeを書こうと思っています」、とメールをしたことがあるのですが、先生は、シャドーイングの素材として、特に始めてすぐは、Mother Gooseを薦めているとおっしゃっていました。

もちろん、文学としても面白いし、小説の素材になったり、新聞の見出しになったり・・
たとえば、ちょっと前のTimesではHush bye babyというNursery Rhymeを使った記事をみかけましたよ!

コメント

楽しみです!

Dillさん、おはようございます♪
胸がわくわくしてきました!
Greenawayのレトロな雰囲気を見て、朝から軽やかな気分です^^

好きな本もたくさん紹介されており、嬉しくなりました♪
これらの本、私にとってTomie de paolaさんが静ならLobelさんは動のマザーグースで面白い感じがしました。

Raymondさんはその中間で落ち着きと可笑しさが交じり合った感じでこれまた好きです♪

私もマザーグースや詩のおかげでテンポ良く本を読めるようになりました。FantasticPoemの時にDillさんがくださったアドバイスのおかげです。
そして生活とかかわりのある言葉や四季折々の唄は、季節が巡るたびにふと思い出されて、楽しみながら反復的に言葉を記憶に刻み付けているなーと実感しています!

Dillさんが選んでくださるレトロなマザーグースに出会え、旅に連れて行っていただけるなんて本当に嬉しいです!
有難うございます^^

おはようございます♪
今朝たまたまGutenbergの絵本のページを見ていてとても気に入った絵本があったのでそれをブログに書きながら、先日のDillさんの紹介されていたGreenawayのサイトの紹介もさせていただきました。
・・・とご報告しようと思ってきてみたら、DillさんがGutenbergのNursery Rhymeを一番上に持ってこられていたのでびっくりしました!笑
Dillさんがアップされているマザーグースの絵本。どれも素敵な表紙ですね♪

>耳に快く響き、舌に感じが良い、つまりMusic。 
>言葉が魔力をもち、心を魔力で満たす、それがMagic.

Magicでこんな素敵な言葉だったんですね。(*^^*)
私も今日はライムでほんわかしたいと思いました♪
素敵なお話をありがとうございました♪♪

Mother Goose

Dillさん、こんにちは~!

今年の初めに、春頃にはMother Gooseを出来ればうたと共に触れたいなぁ~って思っていたのを思い出しました。
多読を通じて、Nativeの方々がピンと来るセンスを探って自分のモノにしていく事に、ここ数ヶ月特に強く興味を持っています。

やはりMother Gooseはそういう意味で、大いなる源泉の一つなんでしょうね♪

ドラ的には非常にタイムリーなご紹介でした。
ありがとうございます♪

ぴっちゃんさん、

思い返してみると、詩を紹介したいと思い始めたのも、マザーグースを入れようかと考え始めたのも、ぴっちゃんさんの影響でしたよ♪ いつもアイディアを下さってありがとうございます!
この3人の絵本画家って、独特の雰囲気があって、それぞれがマザーグースを熱烈に好きで、なんとも素敵です。
そして、ぴっちゃんさんのおっしゃる通り、詩やマザーグースのフレーズやイメージが、生活の何気ない折に、ぱっと頭をよぎりますよね。
これからも、どうぞよろしくね。

nさん、

Gutenbergって、2万冊を超えたんですね、すごい大きな図書館になりましたね。 
古~い、革表紙で金文字の本が、壁にぎっしりならんでいる、まるで大英図書館のようなスペースが、インターネット上にぽっと出来て、世界中から無料で入館できる・・・・そんな妄想が私の頭の中に広がります(笑)絵本だけを見るのでも、多くてなかなかですよね。
nさんが、Gutenbergで次にどんなお宝を発掘してくださるか、楽しみにしています。

こんにちは。
ドラちゃんにちょうどタイムリーにお届けできて、うれしいです! 
マザーグースって、時々、新聞や物語にちょこっとでてきて、知らなきゃそれまでだけど、知っていると、おおっ、と嬉しくなるんですよね・・・
「Nativeの方々がピンと来るセンス」って、どんなものなのかなぁ・・・ぜひブログでどんなものを探り当てたか、教えてくださいね。楽しみにしています!

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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