英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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14歳、イギリスの現地校で9年生(中学2年)の娘が、今年、学校が主催するGerman Exchangeに参加しています。 
去年の10月、1週間ほど、ドイツ人の女の子のホストファミリーになってみて、これはなかなかいいホームスティ方法だな、と感心しました。

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Wimbledonに向かう道。ビクトリア時代からこの景色はあまり変わっていないのでは? パブと教会と、大樹。

娘の私立女子Senire Schoolとドイツの地方都市の共学校が協力して行うプログラムで、こんな中身です。

 娘の学校は女子中・高一貫私立で、フランス語は7年から9年までの3年間必修。 その他、7年生ではラテン語、8年・9年ではドイツ語が、第二外国語として必修。10年生からは、フランス語、ドイツ語、スペイン語から最低1つ(3つ選んでもいい)選択。 
ドイツの学校では小学校から英語は必修。 

 両校で説明会をして、9-11年生(13歳-16歳)を対象に、参加希望の生徒を募る。
 参加を決めた生徒は、趣味、食事の希望、家族構成、ペットの有無、アレルギーの有無など、詳しいプロフィールを提出する。
 英独双方の生徒の情報を付き合わせ、先生が合いそうなペアをマッチングをする。
 パートナーの写真入りプロフィールとメールアドレスが届く。 2人はメールで連絡を取りあう

 10月にドイツ側の生徒が一週間、イギリスを訪問。 ペアの家にホームステーして、昼間はイギリスの学校に通う。
 4月にイギリス側の生徒が一週間、ドイツを訪問。 ペアの家庭にホームステーして、昼間はドイツの学校に通う。

 学校に支払うプログラムの参加費は、相手の国への交通費と引率の先生の費用、および現地での学校主催の旅行の経費のみ。 
 相手国滞在中の経費は全てホストファミリーが負担。たとえば、どんな食事を提供するか、どんな週末を過ごすか、いくらお小遣いをあげるかは、ホストファミリー任せ。

我が家は、去年の10月に一週間、Clairというドイツの女の子のホストファミリーになりました。 娘は、4月に、Clairのドイツの家にホームスティする予定です。
Clairを家に迎えてみて、このプログラムのうまさに感心しました。

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Wimbledonの公園と家。

いいな、と思ったのは・・

先生がプロフィールが似た少女をペアにした上で、事前にメール交換もしているので、ホームスティの最初から、すぐ親しみを感じて、友達が遊びにきてくれた感じがしました。 

主役は年が近い2人の少女。 金曜の放課後に街に買い物に行ったり、週末にロンドンのどこに行くか、英・独両方の友達も交え、本人同士で相談して決めていました。 ホステス役の娘は、ちょっと心細そうなClareがどうしたら楽しく過ごせるか、試行錯誤しながらも、工夫していました。 

Foster Mumの私としては、どうお迎えしたらいいか、わかりやすかった。 これから娘がお世話になるファミリーのお嬢さんだから、娘をドイツでどんな風に迎えて欲しいかなと思えば、どんな食事や週末を計画すればいいか、イメージがはっきりわいてきました。
Clareの向こうに、会った事がないけど、彼女のお母さんの存在を感じていました。

イギリスの学校でのお別れは、涙顔で抱き合う子がいっぱい、また4月に会おうね、と言い合っていました。 もちろん、全てのペアの関係が長続きするわけではないけれど、毎年、家族単位で仲良くなるペアがいくつも生まれるそうです。

この英独2校が協力するプログラムは今回で8年目、双方の先生方はお互いによく知っているから、事前説明会から手配はスムーズだし、リラックスした安心感がありました。 2つの学校は、似たようなバックグラウンドの家族が多いようで、ドイツの少女たちは、会ってみると、イギリスの少女たちとあまり違和感がありませんでした。 しかも、ドイツの少女たちの英語が達者なことには、びっくりしました。

イギリスの少女たちのドイツ語の方は、かなり心配なレベルだけど、もうよく知った友達の家に滞在するので、4月の訪独を誰も心配していないそうです。
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広い空に教会の塔が見えるのが、ロンドン南部郊外の街の風景。


近所の国を、こんな風に、家族ぐるみで付き合いながら知ることができるのは、うらやましいことだな、と思いながらClareとの一週間を過ごしました。

娘の学校では、他に、フランス語のExchange Programもあります。 
聞いてみると、イギリスの学校の多くが、フランスやドイツの学校との交流プログラムをもっているようです。 この辺の私立は全部やっているし、公立でもいくつか。そして、そのほとんどが、このようにペアを作ってお互いの家に滞在するスタイルのようです。 

イギリスとドイツって、第一次/第二次世界大戦では熾烈に戦った国だし、一般論で話題に上るときは、イギリス人の多くはドイツ人に必ずしも好意的ではないけど、娘の学校ではドイツ語選択の人気はかなり高いとか。 
実は、フランスとイギリスの関係も、かなり微妙。ニュースで見ているとフランスとイギリスはライバル意識をもって、お互いに悪口を言い合うのを、楽しんでいる感じがするし、イギリス人がフランスの話しをする時は、結構皮肉が混じる。 でもイギリスの外国語と言えば、圧倒的に広く学ばれているのがフランス語。

イギリスは、世界中で英語が通じるから、外国語の勉強に極端に不熱心と言われてきたけど、今、イギリスの学校では、外国語をかなり重視しようとしているのを実感します。 EUのおかげでEU内の移動は国内とあまり変わらないほど楽になり、子ども時代からEU内では行き来が特に盛んだと思います。

日本の学校でも、最近は中学、高校で海外研修が盛んだそうだけど、どんなプログラムが多いのかしら? 
日本の住宅事情を考えると、お互いの家庭に滞在するやり方をそのまままねるのは難しいけど、でも家族ぐるみで、ペアを作るという考え方は、参考にはなるのではないかしら?

そして、大人にも、お互いの国に興味をもつ人同士の、商売とはちょっと違うホームスティが気軽に楽しめる方法があればいいのに、とも思ったのです。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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