英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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小学校高学年と中学生の子どもがいる日本の友人のために、子ども向けの英語サマーキャンプを調べる約束もしています。
そこで、イギリスの子ども向けキャンプで、私が一番興味をもってきた会社に電話してみました。

foggygarden.gif
本文には関係ないけど、ちかごろ多い霧の朝。

(今までの経緯は、左の子どもキャンプのカテゴリーをどうぞ。)

ここは、多分、イギリスの子ども向けのサマーキャンプを運営する会社としては、一番の大手。 
しっかりしたプログラムで、Activityの内容も多彩、信頼できるけど、値段は高い、というのがイギリス人のママたちの評価だと思います。
この会社が数年前から、英語がネイティブではない、外人向けコースを始めました。

campbumont.jpg
Camp Beaumont

電話をして、外国人向けの「英語プログラムつきキャンプ」について聞きたいと言うと、専門の担当者がいるので、掛けなおしてくれるということ。 こんなことを聞いてみました:

一問一答のあとの(カッコ)は私の独り言。

外人向けキャンプに知人が興味があるのだけど、キャンプの中身は?
午前中に毎日4時間、一週間で20時間、英語を勉強するプログラム。
午後は、イギリス人の子どもといっしょにいろんなアクティビティをするから、イギリス人と英語で話す機会がとても多い。
我々のキャンプは午後のアクティビティがとても充実していて(ここでイギリス人といっしょのアクティビティの詳しい説明)、教室で学んだ英語を、イギリス人の子どもといっしょに楽しく活動しながら使えるのが、非常にすぐれている点だ。

(英語を一週間に20時間勉強する、というのは結構本格的だな。午後はイギリス人といっしょにActivityができるというのは、やっぱり魅力的。 イギリス人の子どもと外国人が積極的にしゃべるという雰囲気ができるように、スタッフの采配はうまくできているのかな。)

レッスンの内容は?
その時々の生徒の数にもよるけれど、普通3クラスはあるので、どんなレベルでも大丈夫。
資格をもった英語の先生が教えてくれる。

(クラスは3つはないと、自分にあったレッスンは受けられないだろうな・・・でもこれだと、年齢はみんな一緒ということかな?小学生と中学生の中級がいっしょに学ぶ、というのはどんなレッスンなんだろう・・・??)

どんな国の子どもが来るの?
世界中から来るので、来ない国がないぐらい・・・
ヨーロッパが一番多く、エジブトとその周辺も多いし、アメリカから来る子もいる。

(アジアの名前が出なかったのは、数が少ないのかな?以前は英語スクールと言えば日本人が多かったけど、今は日本人はすっかり減ったんだな、やっぱり。)


個人で参加すると、グループで来た他の子達の仲間に入れない、という懸念があるけど。。

我々のキャンプはほとんどが個人参加。 稀に10人程度のグループが一つ入ることがあるけれど、グループ参加がほとんどを占める、というキャンプはない。 個人で来て全く問題ない。

(団体ではなく、個人中心というのは、リッチな層を狙っているのだろうな・・・)

どうしてもうまくなじめない場合は?
私たちのキャンプには、7歳ぐらいから一人で来る子がいるが、ちゃんとなじめているし、経験のあるスタッフが子どもたちがうまく落ち着くように手伝っている。
子どもはいつでも家に電話をしてもいいし、夜、家族が子どもに電話をすることもできる。
もちろん、途中でどうしてもやめたければ止めないが、その心配はいらないと思う。

(まぁ、そう言うだろうな。でも7歳で一人で来る、というのはあんまり真に受けてまねしないほうがいいような気がする。親がイギリス出張中とか、イギリスに特別な理由がある子どもなんじゃないかしら?)

キャンプ・サイトまでは自分で子どもを連れて行かなくちゃいけないのね?
イギリスの飛行場からキャンプまでのピックアップサービスもあるので、一人で送り出しても心配いらない。
(手取り足取りのサービスだけど、それなりに高くつくんんだろうなぁ・・・)

お値段はどれぐらい?
£595と£30の保険料。 イギリス人のキャンプにくらべてそれほど割高なわけではない。

(ほほぅ、一週間13万円強かぁ。いい値段だなぁ。これにイギリスまでの飛行機代と空港からの交通費が加わるわけだし。日本から来て、2週間滞在すれば50万近くかかる勘定かぁ。)

詳しくはパンフレットを送るのでそれを見て、また電話してね、ということで10分ほどの電話でした。

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よく散歩に行く、ちょと古い家が並ぶ小道。

パンフレットもすぐ届きました。 英語キャンプ専用(イギリス人向けとは別)で、りっぱなパンフレットです。
キャンプは3つの年齢グループに分かれるようです。
7-10歳   10-13歳   13-17歳

イギリス人といっしょのアクティビティの内容は、いたれりつくせり。
乗馬、カヌーなどのウォータースポーツ、タレントアカデミー(テレビタレント養成というより、歌やダンスの才能を伸ばすという意味だと思う)、テニスアカデミー、ブラジル式サッカースクール、スパイ訓練(!)、映画監督、などなど、ちょっとサービスしすぎじゃない?とも思うほど多彩で凝っている。

読んでいて、うらやましかった。 
確かに、一人きりでこのキャンプに参加するのは不安もあるだろうけど、もし世界中の国の子どもたちが、個人で参加して、いっしょにわいわいと生活できるなら、中学か高校生時代の私なら参加してみたい、と強く憧れたと思う。 

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小道の家


私は、中学、高校と、私は英語が大嫌いだった。
もともと丸暗記が不得意で(理論的な理由付けがないと、いや)、単語のスペルが覚えられず(スペル・チェッカーのおかけで、今は生き延びている)、英語のすべてが苦手だった。

予習で教科書の単語を調べ、授業中に先生が生徒を指名して和訳させ、テスト前にテキストを覚えるというサイクルが、苦痛で、苦痛で・・・でも外国には強く憧れていた。
憧れと現実のギャップは大きく、そのギャップを埋める方法も見つからず、苛立っていた。

 
こんなキャンプみたいなところで、英語で生活をする経験をもつことができたら、多分、私の英語に対する考えはガラッと変わったと、思う。 学生時代の語学との付き合い方や、進路も違っていたかもしれない。

もちろん、当時も高校で留学するチャンスはあった(私の高校にもAFSがあった)けど、あくまでも英語が圧倒的に得意な子のためのシステムで、英語が苦手な子には縁がなかった。

housebickley.gif
これも・・・・

でもねぇ、このキャンプ、50万円ですからねぇ、自分の子どもに当てはめて考えれば、現実的には難しいなぁ。
50万円を、万が一、仮にね、一度だけ子どもに使う余裕があったとしても、ポンとこのキャンプに払うのが最善の選択かはかなり疑問。50万円のもっと賢い使い道があると、考えこむと思う。

だいたい、「英語の現地でどっぷり英語に漬かる」というのは、英語の上達効果だけを現実的に計ったら、割りにあわない。英語の上達以外の「何か」が貴重なのだと思う。

まあ、このキャンプは贅沢すぎると思うけど、世界にはお金持ちはたくさんいるし、この程度の金額が苦痛ではない家庭もきっとそれなりにいるのだろうと思う。
だから、このキャンプは、世界中に散らばっているリッチな家庭向けの、いたれりつくせりのキャンプなんだ、というのが正直な感想でした。友人には、こんなキャンプもあるよ、と紹介するけど、この価格でお勧めするのは難しい。

housebickley2.gif
そして、これも・・・・

むしろ、私個人としては、こんな風に英語を使って生活を楽しむキャンプを(活動はこんなに贅沢でなくていいから)、アジアの国でやっていればいいな、とずっと以前から思っていました。
優れた先生といっしょに、韓国や中国の子と英語を学び、彼らといろいろ話し込んでみる、というのが、とてもいいと思います。 

これからは、普通の国として生きていく日本だから、まず隣の国を知り、きっちりコミュニケーションできるというのが、これからの日本の子どもに一番大事だと、私は思う。(ヨーロッパは、EU内での若者同士の交流がすごく盛ん)

ところで、たとえお金に余裕があっても、10歳以下には、このキャンプはちょっとオーバースペックという感じがする。ここまでアクティビティに凝らず、もっとシンプルな遊びを、じっくり楽しむ方が幼い子たちにはいいと思う。

ちなみに、こうしたキャンプは、参加費節約のため、1週間だけ参加というのは、よくないと思います。2週間は滞在しないともったいないのです。

一週間は7日間と言っても、初日の土曜日はキャンプまで来て、事務手続きをして、キャンプを見て回って、終わり。
2日目は、レッスンはなくて、午前中いっぱいを使って、テストとクラスわけ。
レッスンが始まるのはようやく3日目の月曜日で、金曜までの5日間。
一週間の滞在だと、次の土曜の朝にはもう出発で、すごくあわただしい。

それが2週間だと、この土日を使って、Excursionとよばれる小旅行(ロンドンとか)に行けるのです。 

最後に、この会社の日帰りキャンプでも、外人向けのコースがあるようでした。ただし、こちらは質問してもあまり詳しい情報がもらえなかった。また機会があったら、こっちも研究してみます。

コメント

面白そうですね^^

Dillさん、おはようございます^^
キャンプの内容、とてもわかりやすくて読み込んでしまいました。
特にいたれりつくせりのアクティビティにビックリです(@@)
ターゲットが富裕層であるほどイベントなれした子供たちが集まり、豪華な世界を満喫しているのだなーと思いました^^
このキャンプ、世界一周豪華客船のイベントづくしと似ていますね。(参加者をあきさせないところが。)
参加の子供たちは本当に楽しそう♪

私の悩みどころはお値段が可愛くないこと(笑)
親心としては上の子を行かせたら、下の子も参加させてあげたくなりますものね^^;

そういえば、子供のころキャンプ(高原、臨海、林間)に放り込まれました。目的(乗馬、水泳、スキーetc)が定まっているキャンプは素朴ですが最終日には「〇〇がこんなにできるようになった!」という充実感であふれていました^^
海外キャンプの場合、英語学習が目的だから 素朴なキャンプは魅力ないのかしら…

う~ん、英語が学べて楽しめる海外キャンプ、私が行きたいなーとワクワクしました!
興味深いエントリーを有難うございます^^

Dillさんの素敵な視点でお調べになったことをアップしていただき今回も興味深く拝見しました。

私もDillさんのおっしゃるように
アジアのいろいろな国で子供たち向けの楽しそうなキャンプなどがあればいいなと思います。

たとえば東南アジアは海のリゾートという印象が強いですが
地域の文化伝統に触れることができる素朴で楽しいアクティビティもあります。

タイの山間部には
バンコクの優秀な若者たちが村おこしの一環として運営するアクティビティがあります。

地元の少数民族のお祭りづくりをイギリスからの子供達が参加するという、
子供グループ版の世界ウルルン滞在記みたいなメニューがあるんです。

私は以前やってた仕事の関係で過去にこれに関わったことがあるんです。
教師はイギリス人、タイ人などで使用言語は英語とタイ語ミックスでした。

子供達は10日間村の伝統的な木造のコテージに滞在します。
そこで祭りづくりを手伝ったりの他に山の中のピクニックでもぎたてのバナナを食べたり、
RayMears のブッシュクラフトコースのうな体験を森の中でするんです。

キャンプ終了時には
参加したイギリス人の子供たち(9歳から15歳ぐらいだったと思います)10人が
タイ語や伝統文化を継承する少数民族にrespect とpoliteness を持つようになり
大人の私たちもとても感動しました。

話題がいつも英語体験からずれてしまってスミマセン…。

英語体験といえば…私も中高時代に英語嫌いで
ぴっちゃんさんだけでなく京都で欧米人の視線をそらしまくって暮らしていたんです。
幼児期にはたまたま隣に住んでたアメリカ人ファミリー宅に入り浸って
毎日英語で歌って楽しく過ごしてたのに。

それが中学校に入るとまるで英語が駄目で…。
関係代名詞って何?みたいな。relative pronounと習う方がよほど頭に入ったと今は思います。

日本の中学校では
ほとんど英米人の先生の英語教育がされてると思うんですが私の頃はまだで。
英語を学んでいるのにどうしてそのための日本語がこんなに難しいの?と感じてました。

英語を話すのが素晴らしいのは中央アジアの学生たちもです。
旧ソ連邦ですから皆2ヶ国語を使い分けながら成長していくんですが、
国が独立してからは英語教育が積極的で
この10数年の間で完璧に近い英米語を話せる若者がものすごく多いです。

それでもこれらの国々は英語を使いこなせてもその地に行くという選択肢が
私たちのようにでき得ないという…。難しいですね。

ごめんなさい。また長くなってしまいました。これからも楽しみしてます!

ぴっちゃんさん、

うまい表現ですね! ここのキャンプは確かに、豪華客船です。うん、ぴったりの呼び方のような気がします。
でも、私は、英語が一番上達するのは、特定の目的をめざして、同じ興味をもつ子(大人も)たちが集まる、「場」だと思うようになりました。 
その方が片言の英語でも、話すことが豊富にあるし。 
だから、昔ぴっちゃんさんが放り込まれたような、素朴なキャンプで、いろんな国の人と、達成感を共有できたら、きっといい英語仲間になれるのでは?

脱線なのですが、昨日ロンドンでチャリティーの映画鑑賞会があり、京都を舞台にした、韓国の男の子と日本の女の子の恋物語を見てきました。(Virgin Snowという映画です)娘が見たくてついて行ったけど、京都のお寺のデート・シーンがとっても素敵でした。私も京都の高校生になって、こんなデートしたいなぁ、と娘は憧れていました(笑)

マージさん、

わぁ、マージさんが手伝われたタイの「ウルルン滞在記」は、本当に素晴らしそうですね。参加したイギリスの子たちにとって、タイが一生特別な国になるでしょうね。私も、参加してみたいなぁ。
私は、学生時代に初めて出かけた海外がアジアで、アジアの仲間から英語でコミュニケーションをすることを学びました。最初に参加したのは、いわゆる「国際交流」だったのですが、この集まりで、議事録を取ってくれと頼まれ、一行も書けませんでした! 
英語の議事録なんて見たことなくて、目を白黒させていたら・・・他のアジアの子たちは結構書けるんですよね、手伝ってくれました(本当は、全部彼らがやってくれて、私は感心して見てただけ・・・)。 彼らは、アメリカやイギリスの植民地だったから英語がうまいのさ、日本とは条件が違うさ、と言う人も多いけど、彼らは英語を生きるすべとして、すごく真剣に学んでいることを知り、私はとても感心しました。それ以来、アジア派のつもりだったのに、今はひょんなことで英国にいるのですが、やっぱりアジアに引かれ続けています(笑)。 
あ、でもひいきじゃなくて、アジアの英語を一生懸命やっている子どもたちと、キャンプができれば、日本の子にとって、ものすごい刺激になると思います。たとえば、中央アジアの子どもたちとキャンプをできたら、すごく深い経験になるんじゃないかなぁ。
英語をイギリスやアメリカの言葉と考えるより、国際語として考えれば、英語を使う機会の作り方はたくさんあるような、そんな気がします。ネイティブ以外と英語を話す方が、実はずっと会話が盛り上がったりするし・・・
私自身は、こつこつ努力がどうしても苦手で、「使う場」がないと、なかなか英語を勉強できません。だから、どんな英語を使う機会があるのかな、というのはいつも興味があります。

面白そうですね。

 はじめまして。私も中学生の子供がいるので、このようなキャンプに興味があります。語学の勉強と遊び、他の子供と過ごす経験など、魅力的だと思います。
 でもおっしゃるようにここまで贅沢にしなくてもいいように思います。(普通のことでは世界中から人が集まらないのでしょうか。)あまりお金持ちの子ばかり来るところに入れて、贅沢が当然のように思われても困りますしね。
 語学留学なら団体で行くのではなく個人で行くほうがためになると思っているので、興味はあるんですけどね。私の子供は日仏バイリンガルなので、できれば日本人が多くて日本語も使えるところがベストなんですけど、それじゃあ日本人の子供が迷惑!?ですよね。

はじめまして

まゆのさん、コメントありがとうございます。

イギリスとフンスの2ヶ国って、行き来がたくさんあって、子どもの語学交流も盛んですよね。 息子も、フランスにいつか語学ホームスティに行ってみたいようです。
この会社は豪華客船ですが、フランスからはもっと手ごろなプログラムがあるのではないかと思います。 フランスの会社がフランス国内で募集していて、グループでイギリスに来るような。
この会社は、代理店に委任せずに、グループではなく、個人のお金持ちを意図的に集めようとしている印象でした。
それにしても、イギリスとフランス、この2カ国微妙な関係を面白がって観察してます。 フランス人は、イギリス人をどう見ているのかしら?今度ぜひ、まゆのさんの観察をうかがいたいです♪

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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