英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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イギリスの食べ物はまずい、イギリス人は超甘い物好き、料理は嫌い、というのはジョークの種。でも、今やイギリスはヨーロッパで一番肥満の多い国となり、ジョークでは済まされない・・・という雰囲気が漂い始めました。

unzip your mouth

Vitamin Pills

Vitamin pills, vitamin pills,
Give me A, B, C, D, E.
Yes, it’s vitamin pills forever,
And a healthy life for me.


(途中略)

I take Vitamin D
At break time
With my crisps
And walnut whips.

I take Vitamin E
At supper
With my burger,
So you see,

It’s vitamin pills forever
And a healthy life for me!


by Colin West
from Unzip your lips

不健康な食生活を、リズムにのって笑い飛ばしています。

彼の今日の食事は・・・

朝食に、砂糖がけのシリアルと ビタミンAの錠剤。
朝のおやつに、クリーム・チョコケーキと ビタミンBの錠剤。
お昼に、ソーセージとフライド・ポテトと ビタミンCの錠剤。
午後のおやつに、ポテトチップスと砂糖クリーム入りチョコと、ビタミンDの錠剤。
夕食には、ハンバーガーに、ビタミンEの錠剤。

この食生活って、イギリスではちっとも例外じゃないと思う。
それどころか、夕食のデザート、アップルパイとアイスクリームを書き忘れている。

イギリスに住む日本人がかならず仰天するのが、イギリス人の食生活。

特に学校がひどい。たとえば・・・

幼稚園に通い始めた時、ピーナッツバターサンドと、ポテトチップと、ジュースのお弁当が当たり前だった。クラスに一人だけ、にんじんスティックをもってくる子がいたけど、あとは野菜はほとんど見かけなかった。

息子が私立小学校に通っていた頃は、給食があまりにまずくて、いつもお腹をすかせて帰ってきた。たとえば、ゆですぎパスタはソースなしで、バターにからめただけ(塩もなし)、そんなもん食べられない。と言っていた。 

娘のSenior School (11歳から18歳)で、調理したお弁当を持ってくる子は私しかいない・・・と娘は断言。ほとんどサンドイッチ(ハムかチーズか、ツナなど一種類だけ)とポテトチップスと、たぶん、りんごかぶどう。イギリス人のお母さんはあんまり料理しないんだよ、というのが彼女の観察。

子どもたちがよそのお家で夕飯をご馳走になるとき、ほとんどがピザで、たまにチキンナゲット。 野菜は生も、ゆでも、どちらもほとんど出ない。 夕食は、いつもこんな感じが多いんだって。

子どもの通うスポーツクラブなどで、スポーツ後の一番人気のスナックはA Bowl of Chips, フライドポテト。 大人は黒いモルトビネガーをかけるけど、子どもは普通ケチャップをだっぽりかける。

しかも、塩加減に無頓着で、やたら塩辛いか、ちっとも味がないか、どっちかが多い。
お隣に素敵なランチに招待されたら、おいしそうな鮭のムニエル・ホワイトソースのメインディッシュに、塩が全然入っていなかった。 「それぞれ好きな塩加減にしてね」という言葉にびっくりした


今までは、イギリス人はDishesよりTable Settingの方が大事、と言って笑っていたけど、このままだと2050年には、大変な肥満大国になるらしい。 男性の60%、女性の50%、子どもの26%が肥満(日本人のイメージする太りすぎじゃなくて、危険なほどの肥満)になるとレポートが出た。


こんな国になっちゃうかも????


これは個人の問題じゃない、国の基本的な問題だ、と中学で料理のレッスンを義務化することが決まったけど、キッチンがない学校も多いし、料理を教えられる先生も不足とか。(ここ


このJunk Foodの問題を学校の給食から変えていこう、と果敢にキャンペーンを張ったのがセレブリティ・シェフのJamie Oliver。

junkjemie.jpg
おっと、こっちじゃない。

jamie atschool
こっちでした。

数年前、テレビのシリーズ番組” Jamie's School Dinners “で、ロンドンの学校に乗り込んで、Junk Foodを止めさせ、Healthy Foodを食べさせるべく、奮闘しました。
School DinnerのキャンペーンHP


その当時、公立学校の給食予算はあまりに少なくて、冷凍のターキー・ナゲットをオーブンで焼き、ポテトチップを油で揚げた一皿だけ、というのが珍しくなかった。 
冷凍ばかりを使っていたので、野菜を切ることも満足にできないDinner Lady(給食のおばさん)さえいたとか。 
2005年に、この物価の高いイギリスで、一人あたりの昼食の予算が36P(80円ぐらい?)だったのだから、オプションは安い冷凍だけ、新鮮な肉や野菜の料理なんて考えられなかったのです。

番組では、彼の料理番組でおなじみの、”Fxxxing” 連発の、にくめないキャラクターで、強引にひっぱっていく。

Jamie at school


子どもには「まずい」という悲鳴とともに、残飯をゴミ箱に放り込まれ、
Dinner Ladyたちには、無理なこととだと泣かれ、
校長はお金がかかりすぎる、と文句を言われ、
それでも彼はがんばって、テレビ番組の威力と、セレブリティ・シェフの人気を利用して、当時のブレア首相に会うまでこぎつけ、給食予算を増やす直談判した。

放映当時の反響もすごかった。 
どこに行っても、お母さん同士で、番組が話題になった。 

私は彼を、乗りの軽いセレブリティだと思ってたけど、このテレビ番組で、彼の骨太さに感動さえ覚えました。
それ以来、私はJamieのファンでありまして、しかも彼のレシピはとてもおいしい!

そろそろ値段も下がってきたので、「庭で野菜を作って、おいしく食べる」というレシピ満載の↓の本を、お誕生日プレゼントにリクエストしました。 
もらうのが楽しみ!
jamie at home

jamie at home3
jamie at home2


毎週こんな感じで野菜の育て方とレシピを紹介。


School Dinnerの問題をまとめたビデオ。 長いけど、興味があれば。

コメント

スコットランドは、本当にひどいのではないかなーと思うのですが、Dillさんがお住まいのところの学校でも、そのような状態なのですね。意外でした。こちらの人たちの食生活を聞いてるとびっくりすることが多いですね。先日は、夕食がテイクアウェイ(チップス)という子どもの話をきいて、びっくりしました。J・オリバーの挑戦、2年前ぐらいでしたっけ?あれから、学校給食、変わったのかなぁ?

The Wind that Shakes the Barley、借りていらしたのですね。そうですねー、どこをとってもつらい映画ですね。むごいシーンは最初のほうで、条約が結ばれたあとは比較的おだやかになるのですが、最後もつらいですし・・・ケン・ローチの映画だから仕方ないかな?私も、もう一度、みたいなーと思いながら、なかなか手にとる気力がないのです。

おもしろかった~

こんにちは~。
そうかあ、肥満が多いんだ・・・Give me!の気持ちで 読んでみました♪
でも食生活!! 給食がまずい・・・っていうのも、行った先で「まずい」っていうのも、辛いですねえ。
最近なんだか私も玄米+黒米ごはん、というのに凝りだしたんですが、
そうしたら 子どもが袋菓子を食べなくなりました。
毎日のことだけに ママは大変ですよねえ?

michiさん、

率直なところ、健康的な食生活に敏感なのは、ロンドンの真ん中みたいな、Poshなところだけなのではないかと・・・思いません? イギリスは外食が高いくせに、まずいところが多いのも、悲しいですよねぇ。 日本に帰った時は、どこに行ってもおいしくて、感動しました。

DVDは見てから返すか、それともまたの機会をまつか、まだ決めていません。 風景の美しさ、人物たちの存在感はなかなかだし、見たいけど・・・困ったなぁ。

うだきちさん、

私も玄米とか、雑穀とか、作ってみたいなぁ、と引かれるのですが、まだ試していません。 イギリスの健康食品のお店に行くと、いろんな雑穀があるので、その気になれば、かなり本格的な雑穀米も炊けるようなのですが・・・・
イギリスの袋菓子は、甘いですよぉ・・・・キット・カットは、甘みを抑えている方じゃないかしら。 甘いというより、"あまったるい”ものがこれだけ氾濫しているのが、恐い。 イギリスに来て体重も現地化している私は、あまり非難できないけど・・・
ところで、何度かメールを送ったのですが、拒否されてしまいました。(なぜかな?) もちろん喜んで、OKです。私も今このブログをちょっと模様替えしようか、と思っているのですが、その際にはぜひリンクさせてくださいね。

ありがとうございます♪

リンクありがとうございます!
メールごめんなさい!・・・PCが まだおかしいのかなあ・・・調べてみますね。私も模様替え中ですが、地道な作業が大変ですねえ・・・これからも よろしくお願いします♪
 さて!キットカット・・・とか、どんぐり(?)マークのついたショートブレッドが大好きなので(あれはイギリスですか?)イギリスの袋菓子は、かなり美味しいのだ!というイメージがあります。よく買うんですよ~^^。一袋ぜーんぶ食べちゃうとよく聞きますが、それはそれですごいかなあ。

うだきちさん、

イギリスのお菓子、手作りは素朴でなかなか素敵だし、農業国だから、フルーツや、バター、卵、クリームもとてもおいしのです。 でもねぇ、やっぱり砂糖が入りすぎだと思います。
日本の繊細なお菓子がなつかしいです。

ところでうだきちさんのブログ、工夫が増えてますます楽しくなってきましたね♪

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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