英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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6歳から15歳のイギリスの子どもが選んだ、一番好きな詩を集めた本です。 
その詩を選んだ子どものコメントもいっしょに読めるのが楽しい。
この本の最初の詩は、6歳のMarieが選びました。

i like this poem

The Witches’ Spell

Double, double toil and trouble;
Fire burn, and caldron bubble.
Fillet of a fenny snake,
In the caldron boil and bake;
Eye of newt, and toe of frog,
Wool of bat, and tongue of dog,
Adder's fork, and blind-worm's sting,
Lizard's leg, and owlet's wing,—
For a charm of powerful trouble,
Like a hell-broth boil and bubble.
Double, double toil and trouble;
Fire burn, and caldron bubble.


by William Shakespeare (1564-1616)
from Macbeth

450年も前の英語だから、難しい単語がちょこちょこあって、
意味がややわかりにくいので、まずは日本語訳から。
名人の名訳で・・・



倍のまた倍、苦しめもがけ、
燃えたて、大釜、煮えたぎれ。
沼地の蛇の肉の切れ、
大釜の中で煮えたて、焼けれ。
いもりの眼玉、蛙の爪先、
こうもりの毛に犬のべろに、
まむしの舌や、とかげの針よ、
やもりの脚よ、ふくろうの翼よ、
地獄の雑炊、煮えたぎれ。
恐ろしいまじない、沸きあがれ。
倍のまた倍、苦しめもがけ、
燃えたて、大釜、煮えたぎれ。


木下順二訳
『マクベス』岩波文庫 より引用

朗読している声を紹介したくて、インターネットで随分捜したけど、みつかりませんでした。
でもかわりにYouTubeにこれがありました。 
そうだったんだ、この曲はこの詩から取ったのね・・・・



この頃は、みんなかわいかったですねぇ。

この他に、Jill MurphyのThe Worst Witchも、
昔なつかしい奥様は魔女のサマンサも、このDouble Doubleの呪文を使ったようで、YouTubeにありました。

いかにもマクベス的な映画の魔女もYouTubeにあったけど(ここ)、このビデオは長いので興味のある方に。 
(全体は8分近いビデオだけど、最初の40秒あたりでこの呪文がはじまります)。

この詩をすらすらリズムに乗って音読することが、魔女への第一歩のようです。
ちょっと手ごわくて、私はまだあちこちつっかえますが、
最初の2行は頭にこびりつきました。

シェイクスピアは白水社から出ている小田島雄志さんの訳が読みやすいと聞き、
私はこのシリーズでシェイクスピアをいくつか読みました。
すっきり頭に入る訳で、好きです。
この詩は、彼に訳してもらうとこうなります・・・

苦労も苦悩も火にくべろ、
燃えろよ 燃えろ、煮えたぎれ。
お次は蛇のブツ切りだ、
ぐらぐら煮えろ、釜のなか、
カエルの指先、イモリの目、
コウモリの羽根、犬のべろ、
マムシの舌先、蛇の牙、
フクロウの羽根、トカゲの手、
苦労と苦悩のまじないに、
地獄の雑炊煮えたぎれ。
苦労も苦悩も火にくべろ、
燃えろよ 燃えろ、煮えたぎれ。

小田島雄志訳
『マクベス』白水社Uブックス29 より引用

コメント

The Witches' Spell

Dillさん
すごーい!こんな風に探せちゃうなんて。感動です!文字で読むのとずいぶん印象が違ってきますね。こんな風に映画やドラマで使われるなんて、シェークスピアがいかに市民権を得てるか・・ですね。素敵なご紹介ありがとうございました。

PBさん、

そうですね、シェークスピアって、イギリス人にとってはすごく特別な存在なんでしょうね。 源氏物語と平家物語と、枕草子と徒然草を集めたぐらい???(笑)だって、息子も娘も繰り返し、繰り返し学校でやっていますから。
私自身、あんまり詩とは縁がない方なので、音がないと楽しめないんです。 だから、私がまず楽しみたくて、詩の音を探してます。 それをみなさんにも楽しんでいただけたらもっと嬉しいです♪
インターネットに面白い詩の音やビデオがどんどん増えるといいなぁと思っています。

シェイクスピア・・・まいりました。

Dillさんらしい視点!で楽しい(^^)
ハリポタの時に すごいなあと思っていたらマクベスだったんですね・・・古典を こんなふうに見せてくださって ありがとう!!で、6歳のお子さんが選ぶ、というのが又ひとしお。娘が同じ年!よくテレビの影響で古典を暗唱しているから、かえって子供の方がハンディなしに言葉と音で遊べるのかなあ。この詩集もいいですねえ・・・あ!「子どもと本」届きましたよん♪古本で見っけ。うふふ~。

うだきちさん、

日本でも「音に出して読みたい日本語」が広く支持されましたけど、リズムのいい音って、きもちいいですよね。 
「子どもと本」買われたのですね! 私も子どもが小さい頃、この雑誌を読んでかなり影響をうけました。(100%同意はできなかったけど、情熱がむんむん伝わってきますよね。) うだきちさんは、お好きかしら???
それにしても古本がこんなに簡単に買えるようになって、危険ですよね。昔だったらあきらめたような本が、みんなクリック一つで買えるのだから、買い始めたらきりがない。(自戒♪)

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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