英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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ここ数日、日差しの明るい早春の日が続きます。 日本では早春の花と言えば、梅。 
でもイギリスではこの花です。

EFBOOK3.gif

Fair Maid of February

Crocus for Saint Valentine,
Daisy for Saint Margaret,
April-Blowing cardamine
 For the Virgin Mary;
But pearlier and earlier
Snowdrop comes at Candlemas,
The innocent our children call
 Fair Maid of February


以下続く
The Children’s Bellsより引用
by Eleanor Farjeon

snowdrop1.gif
おとなりの庭に咲いているSnowdrop


snowdrop2.gif
こちらはお向かいの庭のSnowdrop


snowdrop.gif


あまり日本ではあまり見かけないこの花、Snowdropです。 
5センチちょっとのこの小さい花をイギリス人は待ちわびます。
まだ寒い2月に、イギリスの庭で最初に咲く花で、
「雪のイヤリング」という意味だそうです。

クロッカスは2月14日、バレンタインの頃。 
crocus.gif


ひなぎくは、St Margaretの日、7月20日の頃。
daily.gif


Cardamineはアブラナに似た野草で、マリア様をまつる4月の頃。

Cardamine_bulbosa.jpg
Wikipediaより

白い花は多いけど、パールのようなスノードロップは、
一番早く、Candlemas Dayの頃。

Candlemas Dayは2月2日、冬と春のちょうど真ん中の日。
昔スコットランドでは、この日に子どもたちがろうそくを学校に持って行ったり、
小銭をもっていって、先生にSweetsを買ってもらったとか。
(イギリスの年間行事を紹介するこのページから)

Snowdropは2月のFair Maid。
Fairは真っ白でけがれない美しさ、Maidは未婚の女性。
2月の純白の乙女、とでも訳すのかな?

この花の妖精は、Cicely Mary Barkerという女性が描いたシリーズで、
イギリスではよく見かけます。日本でもおなじみですよね。
やや甘すぎだとは思うけど、花の性格をうまく妖精に映しているので感心します。
彼女は、ビクトリア時代も終わりの1895年、
ロンドン南部に(偶然となり街です!)生まれ、
とても内気な女性で、家族に囲まれ家に引っ込んで育ったそうです。

この詩の作者は、日本に熱烈なファンが多い児童作家Eleanor Farjeon.
私は彼女の猫の詩が大好きです(これ)。
Eleanor Farjeonの詩集は、もう全て絶版です。
でも、子どもの詩のアンソロジーで彼女の詩を見るたび、
オリジナルの詩集を見てみたいと思っていました。

図書館で彼女の詩集が一冊もなかったので、
思い切って、オンラインで古本を買いました。

“Children's Bell “ Eleanor Farjeon  出版は1957年で、
彼女が、自分で気に入っている子どもの詩を集めた詩集です。
Ex図書館の安い本だったので、送料込みで2000円ほどの買い物でした。
オンラインで世界中の古本の在庫を調べられるのだから、すごい時代です。
禁断の世界はこちらから・・・クリックひとつで世界中の古本屋につながります。

届いた本は古びてけっこう痛んでいたけど、
気に入っている詩は、ちゃんと載っていました。
イラストもこの通り、素敵です。
さっそくぱらぱらと読んで、この詩をみつけました。

古本は、湿っぽい匂いの中に、今までの読み手の息遣いを感じるようで、
また特別の慕わしさがあります。
古いもの好きのイギリス人、イギリスには古本屋がたくさんあります。

コメント

そろそろスノードロップの季節ですね。まだこちらでは早いかもしれませんが、Dillさんのお住まいのところは、つぼみが出てきているかもしれませんね。

それにしてもご紹介のイラスト、なんて素敵なんでしょう!うっとりと見入ってしまいました。また詩集を古本で買われたとのこと。ちょっと前ならば、古本屋を何軒も回ってさがしたのでしょうが、今はクリックひとつで買えてしまうのが、便利でもあり、ちょっと気をつけねば・・・という気になりますよね。でも素敵な買い物をされたようですね。そのうち収集家になられたりして?

素敵な詩のご紹介ありがとうございました♪まだ寒い日が続いていますので、お体にお気をつけてお過ごしください。

michiさん、

Snowdropはもうこの辺ではあちこちで咲いています。 今日も春めいた明るい日なので、見てもらいたくて、ちょこっと近所の写真を取ってきました。 ウチにはSnowdropがなくて、ちょっとさびしい。
古本は、禁断の世界だと思います(笑)。 だって、このしっとりしたイラストや、湿った匂い、新刊では絶対に味わえない、うれしさです。 病み付きになったら、いくらお金があっても足りないでしょうし・・・
私もOxfamの古本コーナーをのぞいてしまう方なので、用心、用心です。

わー♪

Dillさん、おはようございます!
Snowdrop可憐で可愛いですね♪こちらは気候不順です。毎年顔をみせてくれる雪割草は花をつけず、ふきのとうもすでに大きな葉をつけてずんぐりした可愛い姿を通り越していたり…
でも蝋梅があちこちに飾られ始め、そろそろ北野の梅園だな♪と春を楽しみにしています^^
このイラスト素敵ですね♪
こんど眺めてみようと思います^^

京都の春

ぴっちゃんさん、
蝋梅なんてうらやましいな。
意外なことに、イギリスの住宅街も、梅や桜や桃が結構あるんですよ。でも、2月の今咲いているのが一見山桜のような花だったりして、どれが何の花か、よくわからないんです・・・
この花の妖精のイラスト、段々思い出してきたけど、大昔、明治のチョコの箱にカードになって入っていたんですよ。小学生の頃集めてました(笑)
北野の梅園、素敵だろうなぁ、楽しんでくださいね。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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