英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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英語のリズムと響きを楽しむ詩と言えば、私はMichael Rosenをまずお勧めしたいです。彼の詩には、Musical Charmがありますよね!



BUSY DAY


Pop in
pop out
pop over the road
pop out for a walk
pop in for a talk
pop down to the shop
can’t stop
got to pop 


got to pop?



pop where?
pop what?


以下続く 


Michael Rosen
The Puffin Book of Fantastic First Poemsより引用 


Pop って、Pop Cornがぽんぽん跳ねるのをわくわく待つような、軽くて楽しい音ですよね。Pop inは、「ちょっと寄るわね」って感じでよく使うし、Pop outも「ちょっと出かける」響きがする。 忙しくてうれしがっているおしゃまな子が、スキップしながら飛び跳ねているようなイメージがわきます。
Michaelの詩は、テンポのいい音遊びの中に、誰でも知っている日常の出来事が切り取られていて、「あ、私もこんなことあったな」、という気分になります。


彼の詩は、英語のリズムを感じるのに最適だと思うんです。ずい分前に、イギリスの田舎の英語キャンプで見習い先生をして、いろんな国の小学生の子どもたちに英語を教えたことがあるけれど、その時にこの詩で英語のリズムを楽しみました。丸くなって座って、手拍子をとりながら、一人一行づつ、順に言っていくんです。 リズムをはずさないように順番に言うのにみんな緊張して、段々早くしていくと、調子が外れて、大笑いでした。


もう一篇紹介します。 こちらは、Michael Rosenの作品の中でもとりわけ人気のある詩で、2001年にBBCが募集した好きな子どもの詩の人気投票で、イギリス人の好きな古典の詩に交じって、大健闘3位に輝きました。


 


DON’T



Don’t do,
Don’t do,
Don’t do that.
Don’t pull faces,
Don’t tease the cat.



Don’t pick your ears,
Don’t be rude at school,
Who do they think I am?



Some kind of fool? 


One day
they’ll say
Don’t put toffee in my coffee
don’t pour gravy on the baby
don’t put beer in his ear
don’t stick your toes up his nose



以下続く 


Michael Rosen
DON’T Put Mustard in the Custardより引用 


つい言っちゃいますよね、「xxxしたらだめよ!」って。
「顔をしかめちゃだめ、猫をからかっちゃだめ、耳をほじっちゃだめ、学校で行儀悪くしちゃだめ・・・」


そんなことばっかり言われている男の子が、文句を言っている姿が目にうかびます。 
男の子は反論して、大人はそのうちにこんな変なことも言いだすんだろうさ、と続けます。


Toffeeはイギリス人が大好きなものすごく甘くてやわらかいキャラメル。そんなものコーヒーに入れる人はいないですよね


Gravyはイギリスの誇るローストビーフにかける、薄茶色のソース。赤ちゃんの頭からソースをかけているQuentin Blakeのイラストが詩の横についていて、おかしい。


あかちゃんの耳にビールを入れる人はなおさらいない、ですよね。


つま先を赤ちゃんの鼻につっこむ??? 


このナンセンスはみんな、同じ音の韻を楽しむRhymeです。
この詩は、このあともどんどんばからしさがエスカレートしていきます。
Rhymeについてはこちらをどうぞ)



Michael Rosenの詩と初めて出会ったのは、下の息子が5歳ぐらいの時、古い写真をながめる”Going through the Old Photo”という詩をクラス全員でAssembly(朝礼)でジェスチャーを交えてPerformした時です。 息子が毎日暗誦の練習をしているのを聞きながら、リズムが良くて、楽しくて、いい詩だな、と気に入りました。 


それ以来、彼の詩集をいくつか買いました。








 


そして、彼がいくつもアンソロジーも選んでいることを知りました。 選び方がいいんです。この本には日本の俳句の英訳も入っているのですよ!





そして、最近、彼が自分の詩をPerformしているビデオも見つけました。これって詩?というようなリアリティがおかしいです。 後半は、子どもたちが作者のMichel Rosenをインタビューしている様子です。


rosen.jpg


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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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