英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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4月の末には若々しかった新緑も濃くなってきました。 この季節、目につくのは、白い花です。 びっしりと葉をつけた樹や、元気に茂る草に映える白い花が、なんとも軽やかで、イギリスの春から初夏にふさわしいと思います。


Maytree.gif



白い草で一番早く目についたのが、Cow ParsleyCowp.gif


ひょろっとした長い茎にしだのような葉をもち、その先に白い小花が咲きます。 道路の両脇の街路樹の濃い緑の下に群生したり、原っぱに固まって茂る様子は、遠くから見ると、まるで風になびく白いレースのようです。 この季節になるたびに、その美しさにはっとします。




Hawthornはちょっと菊に似た葉をもつ低木で、イギリスの田舎では垣根としてよく植わっています。



howhtorn.gif



この木には棘があるので、動物が簡単に乗り越えられないから垣根にちょうどいいそうです。
この樹の花は、1センチぐらいの小さくて端正な5枚の花びらをもち、かたまって咲きます。 このあたりでは、5月になるとあちこちで白と緑のまだらの垣根をみかけます。 ほんのりと香りがあります。
日本名はサンザシで、サンザシの実といえば、中国では滋養のあるドライフルーツとして串にさして売っていたと思うのですが、同じ種類なのかどうか、イギリスの実を食べてみたことはありません。


 


Elderflowerと言うと、イギリスでは夏に飲む、透明でほんのり香る花のジュースがおなじみです。Elderflower.gif


この花が咲くのが5月です。 細かい花がほうきのように咲くので、これも遠くから見るとレースのようです。 顔をちかづけると、Elderflowerジュースと同じ甘い香りがします。 この実が黒く成ると、摘んでお酒につけてElderberry 酒を造るそうですが、まだ飲んだことがありません。優雅そうな樹ですが、実は茎や葉っぱは毒があり、そのエキスは薬用になるとか。


elderflowercordial.gif



HorseChestnutはドンと見上げるような大木で、イギリスの街路樹としてあちこちで見かけます。Horsechestnuts.gif


5月には、ぶどうの房をさかさまにしたような形で、ちょっとランのようで中心がほんのりピンクの、白い花をつけます。 濃い緑の大木に白い花の房が輝いて見えるので、緑の街路樹の中でもひときわにぎやかで目立ちます。濃いピンクの花をつけるものもあります。 
10月になると、ひげに覆われた丸い実がなり、その中には、つややかで栗そっくの木の実が生ります。フランスではマロニエと呼ばれ、日本ではトチノキです。


白い花が、初夏の陽に輝いて見える時期はあまり長くありません。多分5月の23週間というところでしょうか。 この記事を書くために、もうちょっといろんな種類の写真を取りたいと思っていたら、もうそろそろ、白い花がどことなく黄ばんできました。
そんなわけであわてて、この記事をかきました。 


実は、最近、家にあった一眼レフのデジタルカメラを使ってみて、その面白さにとりこになっています。今まで小さいカメラではなかなか好きな構図では取れなかったり、近すぎたらピントがあわせられなかったのに、このカメラなら簡単。ここ数年、イギリスの好きな風景や花を写真で取ってみたいと思っていたので、しばらく試してみようと思います。本には関係ないけど、このブログにもちょくちょく登場すると思うので、お付き合いくださいね。


ここ数日続いている雨がやんで太陽が出たら、もうちょっと他の白い花の写真を集めてみたいです。


コメント

こんにちは。
Cow Parsley、なぜ牛なのでしょう?日本ではノラニンジンというらしいですが。
接写できるデジカメは面白いですね。僕もデジカメを買い換えなかったら花に興味を持たなかったかもしれません。
花は咲いたらすぐ写真に撮るべきですね。我が家では牡丹が何本か咲きましたが、もっと咲いてからと思っていたら、ヒョウが降って大半がダメになってしまいました。
それはともかく、Horse-Chestnut がいいですね。白に少しだけ色が混ざった花が最近のお気に入り。カラフルな花が多い中、逆にちっちゃくて白い花は接写してみると意外にいい感じ。
イギリスの風景と白い花、(ピッコロも)楽しみにしています。

まさんたさん、
そうですね、どうして牛なのかしら?イギリスの田舎には牛と羊が多いから、なんとなく当たり前の名前だと思っていました。 
今日も、放課後息子の試合を見に行ったら、グランドの端はぐるりとCow Parsleyがびっしり茂り、それは素敵でした。
本当に花の命はうつろいやすいですね。私も藤やリラも素敵だなぁ、と思っていたら、もうしおれはじめて、つやがなくなってしまいました。でも、ヒョウとは思わぬ伏兵でしたね♪

Dillさん、おはようございます(*^_^*)
Topの新緑の香りに誘われてやってきました♪
立派な木々が立ち並ぶ道。
遙か昔からそこにいて、いろんな歴史や人々を見てきたんだろうなぁと思うと、巨木には神秘的なものを感じます♪時には優しく、時には厳格で(笑)
そしてイギリスの日常を彩るお花、可愛らしくて素敵ですね♪これからも季節のお便り、楽しみにしています(*^_^*)
JWさんの本、またもや、リクエスト用紙に記入しています(笑)
創作性溢れる可愛らしいケーキにウキウキしながら読ませて頂きました♪化粧ポーチのようなケーキって女の子の気持をくすぐりますね(*^_^*)
今日はケーキをお供に紅茶になりそうです(笑)

ぴっちゃんさん、
楽しいコメントをいつもありがとうございます。
本当に、木はいいですね。こちらにも多いけど、京都も古い町だから大きな木が多いでしょうね。この時期、木の力あふれた緑に、引き付けられます。
うふ、イギリスのケーキは見た目はかわいいけど、すご~く甘いですよ。これでもか、これでもか、と甘いです。
ウチでは昨日は、日本式に、梅こぶ茶と草もちでお茶でした。乾燥蓬を使ったけど、匂いは全くなくて、ちょっとがっかりでした。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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