英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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リージェント・パークのOpen Air Theatreで、
Arthur Millerの劇、Crucibleを見てきました。


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イギリスの夏の夜を楽しむ方法はいろいろあるけど、
公園や屋敷、お城などのアウトドアに
舞台を作って演じられる、Open Air Theatreは、
幻想的で、いかにもイギリス。
夏になるとあちこちで野外劇が上演され、それぞれ素敵ですが、
ロンドンの真ん中のリージェント・パークの野外劇は、
夏の間は常設で、比較的チケットも手に入りやすい。


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たまたまアメリカから古い友人が遊びに来たので、
近くでモダンでとびきりおいしいインド料理を食べ、
その後、いっしょに野外劇に。

劇は、いかにもイギリスらしい芸達者な演技で、
良かったけど、はは、難しかったです(笑)。

17世紀、アメリカ、マサセッチュー州で起きた
魔女裁判を題材にした劇で、
無実の村人が次々に魔女だと糾弾され、
正義より体面を重んじる裁判官たちの手で死刑にされていく・・・
その魔女裁判の狂気の中で、
事実無根の罪にはめられ、
他人に無実の罪をおしつけるよりは、自らの死を選ぶ、
誇り高い男の葛藤の物語です。

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1950年代のアメリカのマッカーサーによる赤狩りで、
知識人が次々とレッドパージされ、
Miller自身もその標的となり法廷闘争をした、
そんなことを背景としているそうです。

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そこまでは、予習して劇場に行ったのですが、
どうも細かい筋が追えなかったです。

でも、8時から劇が始まり、9時もすぎると、
周りの森から闇がひたひた迫ってきて、暗く沈んでいく舞台で、
村の娘たちが次々と魔法にとりつかれ、
不気味で、暗い、劇的効果は抜群。
玄人好みの渋めの劇で、せりふの妙を楽しむストーリーなので、
満喫度は、70%というあたりだったけど、
雰囲気だけでもよかったです。

欲を言えば、ロマンチックで明るい、古典系の劇をこの舞台で見たいな。


今年のリージェント・パークのOpen Air Theatreは、
次にシェークスピアのThe Comedies of Errorsで、 
これは、息子が学校の英語授業として昼間の舞台を見にいきます。


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それから、Macbethがあり、


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8月に入るとグリム童話を題材にしたミュージカル、
Into The Woodsが上演されます。

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これはすっきりとわかりやすそうだし、
動物の被り物で、かわいくて、楽しそう!
友人を誘って見に行こうかなと思ってます。


Open Air Theatreは、
チケットが早々に売り切れるシェークスピアのグローブ座より、
ずっと席が取りやすい(いい席はすぐなくなっちゃうけど・・・)ので、
旅行でロンドンにいらっしゃる方も、よければぜひ。
雰囲気を味わうだけでも、イギリスの夏の夜の思い出になりますよ♪

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ちなみに、私のお勧めコースは・・・
午後にはRegents Parkの緑の川べりを散歩して、
世界一のバラの園、Queen Mary's Rose Gardenでバラの香りに酔って、
(このとき、Open Air Theatreの場所も確認しておきましょう)

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近くのインド料理レストランで早めの夕食
このZayna
はこのごろとても気にって入る、モダンなインドレストラン。
スパイシーでエレガントな料理が、良心的な値段で楽しめます。
5時半からオープンしているので、7時すぎに食べ終われば、
ゆっくり劇場まで散歩を楽しめます(約30分)
タクシーをひろえば、10分弱です。

夜の劇は8時から、11時まで。
遅くなるけど、地下鉄の駅まで人がぞろぞろ流れるので、
帰りも安心!

そうそう、この劇場は、天気に恵まれれば素晴らしいけど、
雨が降ったら、悲惨です。 念のため。
それから、とても寒くなるので、暖かいジャケットを忘れずに。

イギリスは、夏がいいなぁ、と満足した夜でした。

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コメント

いつか訪れたいです

こんなOpen Air Theatreがあるのですね。
イギリスの豊かな自然の中で演じられる演劇はさぞかし素敵でしょうね。
いつか訪れる機会があったらDillさんのこのお勧めコースを是非試してみたいです。

確か以前もこういった野外劇場の事を書いてくださっていましたよね。あの頃からずーっと憧れています。そう、多分内容はわからないかもしれないけど、雰囲気を味わいたいなぁ・・・・って。Dillさんのこのお勧めコースしっかりとメモしておきま~す!そうそれから文学散歩もしてみたい・・とイギリスへの憧れは募るばかり。なのにこれからアメリカオレゴンへ向けて出発です。でもきっといつか!だからたくさんご紹介してくださいね。

Re: いつか訪れたいです

ぜひぜひいらしてください。
昔住んでいらした思い出旅行もかねて、
お嬢さんとセンチメンタルジャーニーにイギリスはいかがですか?
先日、友人の友人が、お嬢さんと2人旅行でいらっしゃって、
ロンドンを母娘で満喫されていて、楽しそうでうらやましかったです!!
お待ちしてます♪

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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