英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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小さい男の子が、家がいやになって、
飛行機で空を飛んで、どっかに行ってしまいたい、となげきました。
「世界で一番気の毒なあかちゃんりゅうを助けて、空を飛んでみない?」
そんな言葉を聞いて、男の子は、たった一人で冒険にでかけたのでした・・・



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ご存知、エルマーの冒険が、LibriVoxに今年の9月に登場しました。
できたてほやほやの朗読をどうぞ!

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生まれ故郷のアメリカはもちろん、日本でも、子どもにも、大人にも読まれ続けてきたこの本が、もうLibriVoxに入るほど古典なのか、って驚かれたかもしれません。この本がアメリカで出版されたのは、1948年、まだ著作権を保持できるのですが、この本の著作権は更新されませんでした。 
今ではすばらしいデジタル版も、ペンシルベニア大学のサイトで公開されています。


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作者のRuth Stiles Gannettは、アメリカ生まれ、大学で化学を学んだあと、仕事をしていましたが、暇ができて、コネチカットの父親の家でのんびりしていたそうです。 あるとき雨がつづいたので、気がむくままに楽しんで、この本の最初の原稿を書きました。



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彼女の義母で、イラストレーターだった、Ruth Chrisman Gannettが、物語に、すばらしくぴったりのこのイラストをつけました。 Ruth Stilesの将来の夫になる、やはり芸術家でカリグラファー(日本の書道みたいに、字を芸術的に扱います)のPeter Kahnが加わって、本の裏表紙に入っている「The Island of Tangerina and Wild Island」の地図を作ったそうです。
子どもの心をもった3人の大人の、なんとも幸福な雨交じりの休暇がきっかけで、このベストセラーが生まれました。(こちらのサイトの紹介によります)



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彼女は、7人のお嬢さんと、8人のお孫さんに恵まれ、今は80歳代の後半、NY州にお住まいだそうです。 

アメリカのある図書館の司書のエリザベスさんが、デスクに座っていると、感じのいい年配の女性が近づいてきて、自分の書いた本が、この図書館にあるかカタログでみてみたい、と言ったそうです。 「近くの本屋さんには、なかったんだけど・・・」とはにかむ女性に、エリザベスさんがその本の名前を聞くと、“My Father’s Dragon”と答えたそうです。



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子ども時代の愛読書であり、図書館でも大人気の本の作者、その人が目の前にいることに気づいたエリザベスさんは、大興奮、年配のRuthと幸せなひと時をすごしたそうです。(こちらがそのブログです。Rush と取った写真もあります!) Rushの人柄を語るこのエピソードは今年の7月付け、今もおだやかにお暮らしなのでしょうか。 




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Ruthがなぜ著作権を更新しなかったのか、わかりませんが、これほどの大ベストセラーで膨大なお金もからむでしょうから、うっかり忘れたとは考えづらい。 自分の愛する本を、社会に寄付するような、静かな意思があったのだろう、と推察します。 



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ところで、LibriVoxの“My Father’s Dragon”は、9歳の少年による朗読です。本を声をだして読むのが大好きで、ラジオで朗読する経験をしてますます興味をもったアメリカのGregory君が朗読しました。 お母さんが、LibriVoxのフォーラムで、息子が朗読を楽しんでいるので、LibriVoxのために読める本がないかしら、と相談して、メンバーがこの本を薦めました。 Gregory君は、ほんの数日で一気に録音してしまったようです。




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その後、フォーラムのメンバーの指摘をうけながら、お母さんと丹念に、読み間違えた箇所の読み直しと編集の作業を繰り返し、この朗読が出来上がりました。
子どもの声で話された英語は、大人とは随分違う特徴があって、日本の方が聞くと、慣れないと感じる方も多いと思い、今回紹介するかどうか迷いました。 でもこの物語は、とてもおもしろい傑作だし、1時間の朗読でやさしくて、ききやすく、少年の朗読が物語の雰囲気を伝えてすばらしく、ぜひ紹介したいと思うようになりました。



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テキストについて

オリジナルイラストのついた美しいデジタルテキストは、こちら。
ペンシルバニア大学による、女性作家の作品をあつめたこのサイトは、とても素敵です。
ぜひこちらもゆっくりたずねてください。


Audio Bookのダウンロードの仕方:

まず、LibriVoxのこのページに行き、
上にあるこの部分を右クリックします。
• Zip file of the entire book(24MB)

特定の章だけをダウンロードする場合
欲しい章の好きなサイズのファイルを右クリック
(真ん中のmp3@128kbps が一番音質がいいです)

右クリックで、「対象をファイルに保存」を選ぶと、
ちょっとしてファイルを保存する場所を確認してきます。
保存したい場所を選んで、「保存」ボタンを押せば
ダウンロードが始まります。
保存が完了したら
「閉じる」ボタンを押して、「保存」は終わりです。

保存したファイルに行って、
そのファイルを右クリックして「再生」ボタンを押すと、
PC上で聞くことができます。
(物語全部を保存した場合は、まず右クリックで展開する必要があります)

イヤホンのついたプレーヤーに、
データをコピーすることもできます。

ではHappy Listening!




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コメント

ありがとう

エルマーの冒険、懐かしいです。
この本を、どこで知ったのか、どこで読んだのか、息子たちの本だったのか、どこまで覚えているのか、なんだか定かではないんですが、とても、懐かしい気がします。
そして、さらに愛着の増すような素敵なエピソード、ありがとう。
子供の英語は、私にとってはとってもわかりにくいんです。アメリカ英語だしね。でも、ちょっと聞いてみたら、とってもチャーミング。
素敵です。

ああ~

こんな作品もLibriVoxにあるの???

Dillさんの記事を読んで納得。
Ruthさんは、素敵なおばあちゃまになっておいでですね。

市販されている大人が朗読したCDを聴いたのが約半年前。子どもの頃読んだ「エルマーの冒険」が甦って来ました。
LibriVoxの子どもの朗読がどんなものか、興味津々です。素敵なものをご紹介いただきました。
聴いたら、またコメントします。

すごく楽しい本ですよね!

幼稚園の頃に、何回も繰り返し読み聞かせをして、CDも入手しています。幼稚園の先生に、日本語で読み聞かせをしてもらって、内容をしってるもん、と得意げになってました。いつ読んでも、どの動物がどんなことをした、例えば、次は、サイが歯磨きもらって、歯をぴかぴかに磨くんだよ!とか、細かい所まで覚えていて驚いた覚えがあります。
そして、卒園文集にえるまのぼうけんがだいすきです、と書いてあってすごく嬉しく、誇らしかった覚えがあります。思い出の一冊(三冊ですね)です。

娘より、二歳年上の男の子の朗読が気になります!
だからぜひ聞きたいなあと思ってます。二年後には、自分で読めるようになるかしら? 他にも朗読しているのかな?

今まで、今晩もずっと、English Fairy Tales読んでました。 また読み続けたいと思ってます。終わることができたら、感想を書かせて下さいね。

Re: ありがとう

エコーさん、 私も懐かしいんです、この本。
私は、小学生のときにこの本を読んで、冒険に行きたいと熱烈にあこがれた思い出があります。
この地図が好きで、眺めたものでした。

この物語が生まれたお話しも、素敵ですよねぇ。 私も、もっと好きになってしまいました!

エコーさんも子どもの話す英語が難しく感じられるんですね、私もなんです。
ウチの子が4-6歳のころは、友達の話す英語がまったくわからなくて、
困ったりしましたが、なんでわかんないのか、不思議でした。
トイレに行きたい、みたいなことでもわからなかったです(笑い)

いつも励ましていただくような、うれしいコメントをありがとうございます!

Re: ああ~

Sunesetさんも、CDでエルマーの冒険を聞かれたのですね。
どなたのブログか忘れたのですが、以前エルマーの冒険を聴かれて懐かしかった、という記事を読んで、私にも、子ども時代の懐かしい思い出がよみがえってきたのを覚えてます。 これは、聴くのにとてもいい長さとやさしさの、素敵な本ですよね!

この朗読を聴いていると、私は、朗読の練習をしたり、みんなの前で朗読を楽しんだりしている、アメリカの小学校の雰囲気が伝わってくるような気がしました。 Sunsetさんは、アメリカにも住んでいらしたのですよね、どんなことを思われるのかしら? 小学生に英語をおしえてらっしゃると、また感じることもちがうのかな、とか、感想をうかがうのが楽しみです!

Re: すごく楽しい本ですよね!

mellovema さん、いつも楽しいコメントをありがとうございます。

思い出の一冊(三冊ですね)なんですね、うれしいです!
私は今回久しぶりに聴いて、エルマーがもっていたった数少ない荷物が、次々と魔術のように、
びっくりするような方法で役立っていくのが、爽快に面白かったです。
作者のRuthがいろんなアイディアを楽しみながら思いついていった様子を想像して、
いいなぁ、とおもいました。
お嬢さんも、きっとわくわく楽しまれているのでしょうね*

お嬢さんがどんな風に楽しんでくださるか、楽しみにしています!

今月もいい本の紹介ありがとうございます!

こんんいちは。もつこです。

Dillさん、こんにちは。
今月もいい本(音源)のご紹介ありがとうございます!

男の子のかわいい声で、楽しかったです。
感情がこもっていたし、声色もいろいろ工夫していたし、間の取り方もいいし、とっても上手でしたね。
(たま~にあるジョイントプロジェクトでの聴きにくい大人の朗読(こないだどうしてもその人の担当分の1章分だけ内容がよくわからなかったGood wives....)より、ずーっとずっとGOOD!でした)

また、この本はこどものころ3冊セットで持っていて(もちろん翻訳本)何度も繰り返し読んだ本で、多読をはじめたごく初期に英語でよんで楽しくてすっかり多読にはまったきっかけの1冊なので、こんなかたちでまた再(聴)読できたうれしかったです。

そうそう、最近ハイジを聞き終わって、昨日小公子を聞き始めたところです。
大人向けの本もいいですが、やはりこれくらいの子供向けの名作はいちばん私にはレベル的にも聞きやすいので、しばらくこのジャンルを続けて聴こうと思っています。
またLibreVoxのいい本があったら教えてくださいね!

それではまたーー!

Re: 今月もいい本の紹介ありがとうございます!

こんばんは、もつこさん、


> 男の子のかわいい声で、楽しかったです。
> 感情がこもっていたし、声色もいろいろ工夫していたし、間の取り方もいいし、とっても上手でしたね。

ほんとうに、とても上手でしたねぇe-68
朗読が好きで仕方がなくて、読み方の工夫を楽しんでいるような気分が伝わってきました。
私は、赤毛のアンの少年版みたい、とおもってしまいました(笑)。
このお話しは、もともと、少年がパパのことを話しているのだし、
そういう意味でもぴったりですね。

私は、ちょっと前まで、現代物の長編ベストセラーを聴いていて(もうほとんど放り投げそうですが・・・)
話しが長くて、いささか飽きてきていたので、このお話しの、核心にさらさらと入っていく潔さが、なんとも気持ちよかったです。 

>
> そうそう、最近ハイジを聞き終わって、昨日小公子を聞き始めたところです。

わぁ、偶然!!、私は今日ちょうど、小公子を聞き終わって、感想を書き始めたところです。
Karaさんのハイジもよかったし、私もこのあたりのお話し大好きです。

いつもコメントをくださって、ありがとうございます!

エルマーの冒険、聴き読みしました。わたしはテキストを見ながら聴いているので、子供の朗読でもへいちゃらです。気分を出して朗読しているのがよくわかって、とても楽しい朗読だと思います。これなら難しくないし、長さもちょうどいいので、すっかりお気に入りです。もう3回も聴きましたが、まだ飽きません。ご紹介くださってありがとうございます!

Re: タイトルなし

極楽トンボさん、こんにちは!

この本は、イラストがすごく素敵だから、テキストを見ながら聴くと楽しいでしょうね。
私も、いろんな工夫をしながら読んでくれているGregory君に、感心しました。
もともと少年が語り手だし、本が生き生きしてくる感じですね。

楽しんで聴きましたというコメントをいただくたびに、うれしくなります!

こんばんは^^
エルマーは、多読を始めて児童書に手を出し始めた頃、読んだシリーズです。
凄く話しに引き込まれて、続きが気になって、どんどん読めて、とっても満足した、そんな1冊です。
なので、無謀かな、と思ったのですが、テキスト無しで聞いてみました。
やっぱり、難しかったのですが(^^;男の子の楽しそうな感じに引っ張られて、今こんな感じかな、なんて思いながら聞き終わることが出来ました♪
次は聞き読みにしてみよう、なんて思ってます。

今月下旬から、いつもより本を読む時間が取れなさそうなんですけど、オズは聞きたいなぁ、聞き流すだけでも聞いてみようかな♪なんて、わくわくしてます。
小公子、小公女、、冬休みに楽しもう!なんて思いながら、iPodに入れておくつもりです。楽しみ♪
Dillさん、いつも素敵な音源をご紹介くださって、ありがとうございます!

リッカさんへ

おはようございます!

> エルマーは、多読を始めて児童書に手を出し始めた頃、読んだシリーズです。
> 凄く話しに引き込まれて、続きが気になって、どんどん読めて、とっても満足した、そんな1冊です。

この本って、すごく人気があるのですね! 
私は子ども時代がからとても好きでしたが、こんなに人気がある本だとは知りませんでした。
リッカさんも、きっとお子さんに読んであげるでしょ? ウチでも息子が小学生のころいっしょに読んだものです。 娘はさっさと一人で読んでたし・・・
これであと20年後、次の次の世代まで、人気がつづきますよね(笑)


> 今月下旬から、いつもより本を読む時間が取れなさそうなんですけど、オズは聞きたいなぁ、聞き流すだけでも聞いてみようかな♪なんて、わくわくしてます。
> 小公子、小公女、、冬休みに楽しもう!なんて思いながら、iPodに入れておくつもりです。楽しみ♪

iPodに入れて、どこでも持ち歩けるのって、うれしいですよね!
私は旅先などで、時間がふっとできると、iPodをながめて、何を聴こうかなぁ、なんて選べるのが、
とても幸福な気分です。 

こちらこそ、いつもとても楽しいコメントをありがとうございます!

11月も後半になってしまいました~!今回はこのストーリーよりもGregory君の朗読を楽しんでいました。本当に読む事が好きなようで、ほんと微笑ましい・・・。そして上手!ご紹介ありがとうございました。

Re: タイトルなし

PBさん、こんにちは。
ええ、Gregory君が張り切って読んでくれているのが、いいですよね。
学校で、朗読を練習したり、みんなの前で朗読したりする経験がいろいろあると、
本を朗読する楽しさが根付いていくのだろうな、と思いました。

遅くなりました

12月になってしまいました。
Gregory君の朗読を楽しみました。
聴き始めは、ものすごいAmerican Englishだな、と思ったのですが、だんだん気にならなくなり、それより声色を使い分けたり、場面で抑揚を変えたり、子どもとは思えない朗読に感心しました。
Gregory君にとっては、きっとお気に入りの本なのでしょうね。
素敵なAudio Book のご紹介をありがとうございました。
ここのところ、Audibleで購入した長編を次々と聴いていたので、後回しになってしまいました。新作がipodに入っていると、ついそちらを優先して聴いてしまいます。
小公子と小公女もダウンロードしましたので、順次聴いて感想を書き込みますね。

Re: 遅くなりました

sunsetさん、こんばんは。
おっしゃるとおり、楽しんで朗読してくれているのが、よく伝わってきましたね。
朗読って、ステージなどでは、聴き手の反応も楽しみながら、語るのものなのでしょうね。
なんとなく、みんなの前で、うれしそうに朗読しているGregory君の姿が浮かんでくるようでした。
Audibleもいろいろと聴かれているんですね、いいなぁ。
私も、新作でいくつか聴きたいものがたまってきたので、また会員になろうかな、と思ったりしてます。 入るのなら、品揃えが違うので、今回は、UKにしようかなと思います。
でも、Audibleは、子どもの本が微妙に安くて、クレジットひとつを使うのが、ちょっとくやしくて、その値づけの方法を変えてほしいなぁ。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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