英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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Translated by Reg Keeland

スウェーデンのジャーナリストStieg Larssonによる
ベストセラー・ミステリーの3部作の2作目を聴きました。
一見少女のように小柄な主人公、Lisbeth Salanderが、
驚異的な頭脳を駆使して、新しい人生を踏み出そうと、
準備を整えつつあるとき、冷酷な殺人事件がおこります。
警察は、3人を殺した犯人として、Lisbethを指名手配します。


girl fire


警察による大々的捜索や、
顔写真を一面にでかでかと掲げる新聞にもかかわらず、
Lisbethは一人きりで、ぷっつりと消えうせてしまいます。

ジャーナリストのMikael Blomkwist は
前作で彼女の才能に出くわし、ともに連続殺人犯を追うなかで、
友人(+恋人)関係を築いていきます。
土壇場で、殺人犯がMikaelを殺そうとしたときには、
Lisbethが彼を助け出します。
Mikaelは、Lisbethが今回の危機に、
助けを求めてこないことにいらだちながらも、彼女を助けようと、
必死で事件の背景を調べ、彼女の行方を追いかけます。

スウェーデンは、貧しい女性をロシアや東欧から密入国させ、
売春婦として奴隷状態におく犯罪組織が蔓延しています。
犠牲となった女性について調べる犯罪学者の卵の女性、
犯罪を暴くべく4年にもわたって地道に調べる熱血漢のジャーナリストなど、
魅力的なキャラクタも登場します。

やがて、Lisbethの過去が、
この犯罪組織と宿命的につながり、
犯罪組織もまた、彼女を抹殺しようとしていることがわかります。

孤独なLisbethの少女時代の事件が明らかになり、
彼女を守るべき大人たちの醜悪な企みで、
彼女の10代が捻じ曲げられていった経緯が暴かれます。
驚異的な自立心と鉄壁の意志が、Lisbethの中でなぜ作られたか、
謎が解ける反面、彼女の強さが際立って伝わってきました。
一方で、少ないながら、孤独な彼女と信頼関係を築いてきた友人が、
彼女を助けようと現れ、Lixbethの魅力も浮き上がります。

Lisbethをとりまいて、長い物語いっぱいに、
悪役、善玉ともにカラフルな人物が登場し、
まさに、エンターティンメント、
まだ見ぬ北欧スウェーデンの、はらはらどきどきを楽しみました。
ただし、肉体的な戦いの描写は、臆病な私には、
いささか度をこえてグロテスクだったかなぁ。 
頭の中にシーンをイメージしたくなかった。

前作にくらべて、ぐっと現代的なスェーデンを舞台にして、
物語の展開もスピーディーです。
これから興味深い展開が期待できそうな伏線も張られ、
どう決着していくんだろう、というところで終わっています。
3作目も早く聴かなくては・・・
続編のAudio Bookもすでに出版済み、
図書館が早く買ってくれないかな。


Audio Bookは芸達者な男優、Saul Reichlinの朗読で、
薄気味わるい悪役の声もなかなか味がありました。
CDで18枚、前作に続き長編です。

前作の記事:The Girl with the Dragon Tattoo

コメント

ひゃー!

CD18枚ですかっ!こりゃ長編ですね。確かに読んでいても長編だったかも(笑)聞くより読むほうが早いのかな??
3巻も読みたいです。と思うぐらい突然の2巻終了でしたね…。

雫さん、

そうですよね、ここで終わったらずるいですよね。
彼女が盗んだ莫大なお金はどうなるのだろう・・など、そっちも気になるし。
リウマチばあちゃんさんのブログで、第三巻について覗き見させてもらって、そういう方向に進むのかと、思いました(笑)

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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