英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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ナチ政権下のドイツで、第二次世界大戦が始まる早々に
すでに立て続けの不幸に出会った少女が、
貧しくも、善良でやさしい人々にめぐり合い、幸せな時間をすごします。
でも、戦争が激しくなるにつれ、少女の生活にさす影が濃くなっていきます。

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もう1年以上前に、いつも気になる洋書を紹介してくださる
nikoさんmichiさんリュウマチばあちゃんさん、そし雫さんたちが
続々と激賞してらした本です。
読みたいと思いながら、500ページ以上の本の厚さにたじろいでいましたが、
The Readerを聴いて、普通のドイツの人の第二次世界大戦についてもうちょっと知りたくなり、
ようやく15時間のAudio Bookで聴きました。 
聞き終わっても、主人公の少女の鮮やかなイメージが、ずっと頭の中に残りました。
みなさんが激賞されるのもうなづける、力づよいメッセージが響きます。

改めてみなさんの感想を読ませていただくと、もう私が付け加えることはないのですが、
私にとっても、今年の一番になりそうな本です。

世界中の大人に読まれてベストセラーになった本ですが、
もともとはティーン向け、こんな本をぜひ世界中のティーンに読んでもらいたいです。
普段本を読まない息子にも、猛烈に薦めたので、彼も今読んでいます。
熱中というわけではないようですが、淡々と読み進めているようです。

漠然と、ドイツ人によってドイツ語で書かれた本だと思い込んでいたら、
ドイツ人を母にもつ、オーストラリア人作家の作品だったと知りました。
英語で書かれた本ながら、程よくドイツ語が混ざっていて、
そのちょっと硬質な響きが、英語の朗読の中で際立って、ドイツらしさを作っていました。



朗読しているのはイギリス人の性格俳優Allan Cordunerで、
語り部を務める死神の枯れたイメージをよく響かせ、
きっぱりしたドイツ語の発音の美しさと相まって、絶妙の朗読だと思いました。
少女のせりふも声色を使っているわけではないのに、
少女らしさが伝わる、玄人の燻し銀という風情の朗読です。
彼自身もユダヤ人で、母はナチドイツから逃れ、イギリスにやってきたそうです。

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ちょっと紹介の時期を逸した感はありますが、
ティーンと心はティーンの大人たちの、夏休みの読書(聴書)に、
ぴったりの本だと思いました。

コメント

この本!すごく気になっていたのです!

もつこです。またまたタイムリーなご紹介ありがとうございます!

この本、私も掲示板でみかけてずっと前から読みたいなと、気になっていたのです。
そんなに長いとは知らなかったのですが、LibriVoxで聴き読みできる、しかも朗読はプロの方ということですごくうれしいです。

ちょうど続ドリトル先生と、今月の本のKwaidanを聞き終わったところなのでまさにグッドタイミング!
さっそくダウンロードしますね!

ありがとうございました。

Re: この本!すごく気になっていたのです!

もつこさん、

私がちゃんと書かなかったのですが、この本は新刊なので、私はAudibleで買いました。
実はずいぶん前にけっこういい値段で買ったのですが、
今はAmazon Comでダウンロードだと、Promotion Pirce$13.81のようです。
私は買っても聴きたいと思い、聴いてその価値があったと思ったのですが、
最近図書館も購入したので、ちょっとがっかり(笑)

LibriVoxもあと10年ぐらいしたら、1945年あたりが著作権切れになり、
第二次世界大戦の時期の作品、たとえばアンネの日記なども登場するのでしょうね。

すみません!勘違いでしたね

もつこです。Dillさん、さっそくお返事ありがとうございます。
すみません、私の勘違いでしたね。

古そうな表紙だったのでつい、もう著作権切れだとおもってしまいました(汗!)。
残念ながらまだ近隣の図書館にはないようなので、もう少し待つか
リクエストをいれようかな。
とりあえずは、いつか読むリストにいれておきます。
では!

わーい。

Dillさん、こんにちは!
もつこさん、こんにちは!

この本は見かけの厚さに怯みますが、読んでしまえばあまりそういうことは気にならないんですよね。
本の世界に引っ張られてしまって、私はいつかまた読もうと思っています。
うーん、この本の朗読か。とても気になる(笑)

Re: すみません!勘違いでしたね

もつこさん、

いえいえ、こちらこそ! 

これはちょっと変わった物語で、ごく平凡な幸せが鮮やかに描かれていたり、
人を愛するということが丁寧に書かれていたり、とても印象的でした。
図書館においておいていい本だと思うし、ぜひリクエストしてみてくださいな!

Re: わーい。

雫さん、こんにちは。
本当に長さがきにならずに、物語の面白さにひっぱられて、楽しく(泣いたけど!)聴きました。
さすが、みなさんが絶賛されるだけあるな、と思いました。

この朗読は、私はなかなかいいと思いました。
ドイツ語の響きが、耳に残って、なんだかドイツの風景が見えるような気がしました。
玄人らしいうまさで、ぜひお勧めです!

こんにちは。この本とても興味深いです。
私も最近the readerを読んでいて、またThe Lives of Othersに感動したばかりで、500ページ、、、には怯みますが、頑張って読んでみようかなーと思ってます。

夏らしい怪談も有り難うございました。小泉八雲といえば、かつては日本語で聞いていたので、なんだか新鮮でした。

Re: タイトルなし

shibakoさん、お久しぶりです! 
バースにいらしたんですね、写真が素敵。
ホント、この季節、夏が行くのが惜しいですね。
朝夕の空気がどんどん冷たく、透明になっていくのが、さびしい・・・また今年もおわっちゃった、という気分。

The Book Thief、きっと図書館にあるでしょうから、ぜひ手にとってみてらしてください。
ちょっと斬新な感じのする本仕立てながら、奇抜なところがなく、しっくりして、いい本だと思います。
私もThe Lives of Others、気になっていたんです。 そろそろDVD出たかしら、見たいです

イギリスも幽霊談がいっぱいあって、そのおどろおどろしい世界をいつかじっくり味わいたいです。
でも、この国では、幽霊談は夏のものって感じしないですよね? 

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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