英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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400年以上も昔のシェークスピア時代の劇場を忠実に復元した、テームズ河畔のグローブ座で、Romeo and Julietの劇を見ました。 
シェークスピア劇って、雰囲気は楽しいけど、せりふは全然わからない。

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シェークスピアは、徳川家康とほぼ同じ頃の人(20歳年下)、そんな遥か昔の言葉をわかろうというのが、そもそも高望みかな。 徳川家康が見ていた能を、私が聞いて理解できるとは思えないし・・・。
でも、イギリス人が笑ったり楽しんでいるのに、私は???ばかり、というのも悲しいのですよね。
前にマクベスを見た時は、日本語訳を読んでから行ったけど、やっぱり、せりふは全然わからなかった。 そこで、今回はごひいきのLibriVoxを聴いてみることにしました。

どうせシェークスピアの英語のせりふなんて、聴いただけではわからないので、まずは、図書館であんちょこのYork Notesを借りて、粗筋と登場人物を確認。 それから解釈付きのLongmanの高校生用のテキストを開きながら、LibriVoxの朗読を聴いてみました。 
それでも半分ぐらいはわからないけど、まぁ、物語の展開は頭に入りました。考えてみれば、イギリス人だって、学校でシェークスピアを勉強してわかるようになるのだから、これが王道なのかもしれない。

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LibriVoxに登録されている「ロミオとジュリエット」の朗読は2編ともソロですが、とても素敵です。 どちらもアメリカ人の方だと思いますが、深い声で渋みのある男性の朗読と、感情のこもった女性の朗読、お二人とも朗読をかなりされているプロかセミプロのような気がしました。シェークスピア御大のソロに挑むのは、それなりに劇に思いいれのある方たちなのかもしれない。
いつものことながら、シェークスピアの作品もたくさん網羅して、しかもこの質の高さ! LibriVoxは偉大です。

夏のテームズの川べりは、情緒たっぷり。 正面には川をはさんでSt Paul寺院が迫り、ロンドンらしい夏の夕方でした。
日本の隅田川を浴衣で散策する、江戸気分みたいなものかな。

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グローブ座の中は、エリザベス一世時代の匂いがしました。 こじんまりして、なかなか渋い作り、役者と観客が近くて、いっしょに劇をもりあげていく感じがあります。 

ロミオはちょっと私のイメージより軽い感じがしたけど、悲劇は切々と進み、特に最後に2人が相次いで自殺するシーンはため息。 

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決闘シーンは迫力いっぱい、日本の殺陣を思い出しました。 
脇役がうまくて、私が一番好きだったのは、ジュリエットのパパ、Capulet.

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グローブ座の劇のせりふは、感情がこもって、文末がすっと伸び上がるようなリズムにのって、エリザベス一世の時代もこんなだったのかな、と耳に残ったけど、LibriVoxよりもうひとつききとりにくかったです。

楽しい初夏の午後でした。

コメント

あこがれの・・

グローブ座でのシェイクスピアって、訳もわからず、とりあえず、憧れます!
この前、地元の劇場での As You Like It では、撃沈しました。テキストは持っていったのですが。でも、ロミオとジュリエットだったら、見てみたいなあ。写真の雰囲気も素敵ですね。
その昔のオリビア・ハッセイのもの、そして、ディカプリオのもの、日本で字幕付き映画で見ていて、台詞が原作通りかなどは、まったく意識していませんでした。イギリスの人たちは、どんな感じで聴いているのでしょうね。

うらやまし~い!です

映画Shakspear in loveで見た舞台にそっくり!
いいですね~私もいつかは本場で鑑賞したいです。
もう雰囲気だけで満足しそうです。
Librivoxの品揃えは本当にすごいですよね。私が初めて知った数年前は録音状態とかよくないのが多くてしょせんボランティアかな~と思っていましたが、先日ご紹介のElizabeth さんといい(インタビュー読まれました?)市販のオーディオブックに負けず劣らず質が高いです。
私も舞台を見る日を夢見て、あんちょこ用意して聞いてみたいです。

Re: あこがれの・・

エコーさん、 こんにちは! 両親が遊びにきていてばたばたして、返事が遅くなってしまいました。

私もシェークスピアの劇にはなんとなく憧れがあって、何度か見たのですが、撃沈ばっかりです。
今回は、わかりやすいRomeo and Julietだったので、ようやくわかった!という感じでした。
昔のオリビア・ハッシーは、私にもなんとも印象的で、この劇を見ながらも、オリビアの楚々と美しく、しかも一途な感じは真にせまっていたなぁ、などと思ってしまいました。

ぜひロンドン地区にいらっしゃる折があれば、グローブ座にいらしてください。 ただ切符の売れ行きはずいぶん早いみたいで、私が5月の末に予約した時にはすでに8月末までほとんど残りの席がありませんでした。

次は、ビジュアル的に夏らしくてロマンチックそうな、真夏の夜の夢を、Open Air で見てみたいです。

Re: うらやまし~い!です

hazelさん、こんばんは!
グローブ座はぜひいらしてくださいな! この劇場は天井がなくて吹き抜けなので、いっそう夏の雰囲気がただよって素敵です。

Elizabethさんのインタビューって、知らないです!? hazelさんのブログでご紹介いただいていましたか?見逃していました・・・・でも、彼女って、きっと訓練を積んで朗読されていますよね。 Jane Eyreにぴったりだったし、Jane Austenにもきっと合うだろうな、と思います。
嵐が丘を朗読されている方も、いろんな朗読をされていて、彼女のマザーグースは凄く好きです。

明日からスコットランドに行くので、嵐が丘に、もう一度トライしてきますね(笑)

Jane Eyerはなかなか進まないのですが、Elizabethさんはマザーグースも読んでらっしゃっるのですか?ぜひご紹介ください!
スコットランド・・いいなぁ・・・・行ってみたい!というかイギリスそのものにも!楽しい旅を!行ってらっしゃ~い。

なつかしい写真!

こんばんは、Dillさん、
おひさしぶりです。
久しぶりにDillさんのブログをのぞいたら、なつかしいグローブ座の写真が飛び込んできました。といっても私は中には入ったことはなくて、せめて外からでもみたいと思ってあの川べりを歩きました。

Stratford-upon-Avonのスワン劇場で「じゃじゃ馬ならし」を見たことがあるのですが、全く解らず、ものすごい暑さの時で、途中で気分が悪くなって半分くらいで出てしましました。
喜劇ですから、イギリス人の方達が笑っているのに私はさっぱりわからず情けなくなりました。

写真で見るとグローブ座は客席が近くてみやすそうですね。今度イギリスに行ったときはぜひ中に入ってみたいと思います。

PBさん

こんにちは! エジンバラから昨日帰ってきました。
天気に恵まれ、華やいだ初夏のスコットランドを楽しんできました。
と言っても、娘の試合旅行のお付き合いだったので、街を散歩するぐらいしかできなかったのですが。
もって行った「嵐が丘」の方は、はちっとも進まず、もう断念かなと思ってます・・・・

ところで、マザーグースはRuth Golding さんのことです。私の書き方がはっきりしてなかったですね、ごめんなさい!

katakuri さん

こちらこそ、お久しぶりです。 コメントいただいてうれしいです!

私も大昔に冬のロンドンに初めて来たとき、一番印象に残ったのがテームズ川の河畔の散歩や、川べりの情景で、その写真をなつかしく見たものでした。  それ以来、ロンドンはテームズ川と切り離せない街だなぁ、とテームズ川を眺めるたびに思います。

そうそう、シェークスピアは手ごわいですよね、私もいくつか見ましたが、いつもほとんど聴き取れません。 スワン座の方は外から見て、いつかまた来たいなぁ、と思いながら、まだチャンスがないのですが、あそこも、風情があって素敵ですよね~。

Dillさん
こちらこそごめんなさい!嵐が丘のRuth Goldingさんなんですね。勝手にElizabethさんと思い込みました。大変失礼しました。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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