英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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この本を読みたいとおもっていたのですが、
映画のDVDを見かけたので借りてきました。
すっかり引き込まれ、見終わったあともずしっと心に残ってます・・・


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ドイツの厳格な家庭で育ったきまじめな15歳の少年Michaelが、
ふと知り合った、20歳も年上の女性Hannaにおぼれるように惹かれます。
初めて女性を知ることはもちろんだけど、
初めて他人と裸で触れ合うように、心も触れ合う喜びに浸っている感じ。
その心の触れ合いを深めたのが、Michaelが持ってきた本を、
Hannaに読んであげるようになったから。

ほんのひと夏だけの2人のめぐり合いが、
その後の2人の人生を思いがけない形で結び付けます。

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物語の発端は、第二次世界大戦の傷がまだ残ったドイツで、
疲れ果てたような街と人の中で、自然と若者だけが輝いているような印象です。
MichaelとHannaが出かけるドイツの田舎が、切ないように美しい。

思いがけない人生の流れの中で、2人の関係は続くけれど、
その結びつきの鍵が、Hannaの朗読と文字への思い。
2人それぞれの人生は、離れて見れば批判をしたくなるものだけど、
たまたま与えられた人生の道で、精一杯生きようとする2人の思いが、
映画が終わったあともずっと問いかけてくるような気分でした。
丁寧に、心を込めて作った映画で、ドイツを舞台にした映像の美しさも秀逸、
Hannaを演じるKate Winsletが不器用に誠実で、凛々しくて美しく、
若いMichaelを演じるDavid Krossは健やかに若々しかったです。

thereader3.jpg


私としては、毎日いろんな朗読を聴き続けているだけに、
朗読が作っていく2人の親密な関係と、映画の中のその表現のうまさがとりわけ印象的でした。
この邦題は、気持ちはわかるけど・・・「朗読者」の方が良かったと思う。

とても好きな映画だったので、お勧めしたいです。
本も読みたい・・・ドイツ語がわかればよかったのに。




今週末はレンタル屋のプロモーションに乗せられて
新しいリリース4本を4泊10ポンドで借りたので、たくさんDVDを見ました。
イギリスの学校はちょうど学年末試験が終わったところで、
我が家はもう夏休み前の開放ムードが漂ってます。

スラムドッグ・ミリオナー

slamdog.jpg

ああ、面白かった! 切なくもあったけど。 家族みんなでわいわい言いながら楽しみました。



Inkheart

Inkheart.jpg

同じくドイツが舞台で映像はきれいだけど、映像の奇抜さに走って、登場人物に心が入っていない感じ。家族は途中でいなくなり、最後まで見た私もがっかり感が残りました。



Twilight

Twilight.jpg

娘は熱心に見て、あぁ素敵!!と騒いでました。私は夕飯作り中でちらちらとしか見なかった。

コメント

The Reader

日本ではこれから公開なんですよ。しっかり友人と見に行く約束をしてまして、楽しみにしていたのですが、Dillさんのお勧めを読んでさらに気持は逸ります!

読みたい!

Dillさん、こんばんは!"The Reader"のPBが〇善にあって、興味があったのです。表紙もなかなか素敵だし、時代設定もわりと興味あるところなので。
どうかな。読めそうかな。(停滞中のくせにねぇ)
映画でドイツ人ではないのに演じなければならなかったケイト・ウィンスレットは挑戦だったとインタビューで答えていました。
「タイタニック」の彼女を見てあまり好きになれなかったし主役級の女優ではないとどこかで思っていたので、インタビューの様子でこの映画は見たいと思いました。

PBさん、

映画館でみると、いっそう素敵でしょうね。 楽しんでいらしてくださいね。ついでにおしゃれなランチつきかしら・・・? いいな日本はおいしいものがいっぱいで。
この物語でチェーフォフのThe Lady with the dogという本がなかなか重要な役回りで出てくるのですが、なんだか気になってます。 私はロシア文学はほとんど読んでないのですが、この短編は読んでみたいなぁ・・・・。

Re: 読みたい!

雫さん、こんにちは!
友人によれば映画もいいけど、本はもっといいよ、ということなので私も読みたいと思ってます♪
図書館に予約して、待っているところなんです。

ケイト・ウィンスレットって、タイタニックとはかなり違うイメージでした。 
知識階級の男の子と対照的に、Working Classの疲れたやや年がいった女性で、
けだるいようななげやりなような、そんな感じなんだけど、
男の子とベッドにいるとき、本を読んでもらうとき、生き生きしてきれいでした。 
その辺の演技がうまかった!
私も古典は思いっきり停滞中です(苦笑)。 嵐が丘は、読書の秋まで積んどくかなぁ・・・という気配になってきました。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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