英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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ちょっと旅行に行ってました。
旅先で、気軽で短めのAudio Bookを聴きたくて、iPodに入れておいた本を探したら、
ついつい、またJacqueline Wilsonを聴いてしまいました。


Lola Rose

主人公は11歳の女の子、5歳の弟とMumとロンドンに逃げ出します。
極端から極端に気分が変わって、暴力をふるうDadとはどうしてもいっしょに暮らせないから。
新しい生活を始めるために、名前も変えます。 
Mumは幸運を招くように、Victoria Lucky, そして私はクールでしゃれた、Lola Rose。
でも、陽気でさびしがりやのMumは、ボーイフレンドがいないと暮らせない・・・

いかにもJWらしい、どうしようもないDadと、はらはらさせるMumと暮らしている、しっかりものの女の子の物語です。
Mumがふらふらしてしまう分だけ、Lola Roseはしっかり屋になっていく。
でも心の中の大きな穴を埋めるために、ジャンクフードをむしゃむしゃ食べずにいられない・・・

小学生の子どもに、こんなきわどい話をしていいの?とちょっと不安になるけれど、
多分もう子どもたちは、こんなことでは驚かないのだろうな・・・
イギリスでしばらく前にトップニュースになったのは、母親のボーイフレンドに虐待されて、背骨が折れ、肋骨が折れ、なぐられて歯までのみこんで、亡くなってしまった、2歳の男の子、 Baby Pの痛ましい事件。 医者も、福祉担当者も、Baby Pが危険な環境にあると感じていたけれど、母親がボーイフレンドをかばって嘘をつき続け、Baby Pを保護することができなかった・・・なぜ彼を助けられなかったか、メディアが繰り返しまわりの大人の責任を検証していました。

そんなニュースを見ることと、父親の暴力に怯える主人公に自分を重ねあわせて感じることとは、ずいぶん違う。 Lora Roseがふわっと幸せに酔ったり、胃がキリキリするような恐怖を味わったり、大人の世界をのぞきこんだり、読者をひっぱっていくJWの筆は相変わらず達者です。 さすがにストーリーや設定はマンネリ気味のような感じはするけど、こどもたちはどんどん大きくなって、新しいファンがJWを読むのだから、それでいいのかな。 それにJWだったらいくらでも読みたいっていう子、けっこういるようです。(私もつい聴いてしまいます!)

この朗読もややハスキーでテンポよく、6時間ちょっと、気持ちよく聴けました。 読んでいるのは、女優でコメディアンのHelen Ledererで、いかにも達者な朗読でした。 Jacqueline WilsonのAudio Bookはいい朗読者にめぐまれ、はずれがなく楽しめるように思います。

Heren Leaerer

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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