英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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図書館がまとめてたくさん、子どものAudio Bookを購入したので
イギリスの子どもに人気の本をいくつか聴いてみました。
これはJacqueline WilsonのSenior School の女の子向けの物語。

LoveLessons.jpg



Prueは14歳、妹のGraceは11歳、
ずっと家で風変わりなお父さんと勉強していて、学校に通っていません。
それどころか、家にはテレビもなく、マクドナルドも食べたことがなく、
洋服は変な手作り。 
Prueは普通の女の子の生活に激しくあこがれているのですが、
思わぬことで学校に通うことになります。
でも、学校に通ってみればPrueは他の子とあまりに変わっていて
自分の誇りを傷つけられうような、苦痛なことばかり。
そんなPrueは、彼女の絵の才能を認めてくれる美術の先生に、惹かれていきます。

生徒が先生に恋する物語というのは、いくつか読んだことがあるけど、
この物語は、あやうくて危険で、はらはらしてしまいます。
Prueが夢見る2人の生活は、あまりに魅力的。
そして先生は、人間くさくて、弱くて、
妻が認めてくれない自分の世界を共有してくれる、
風変わりで魅力的で、情熱的な生徒に惹かれるのを、止められない。

でも、理性的に考えれば、この2人にはどうにも行き先はないのです。
イギリスでは数年前に、中学校の女性教師が牢屋に入れられた有名な事件があります。
当時確か14歳ぐらいの男子生徒との恋愛関係が発覚したのです。
純粋に愛し合っているという2人の主張に、少なくとも大人の社会は同情的ではなく、
先生に非常に厳しい非難が集まりました。 

イギリスの女の子は、11歳ぐらいを過ぎた頃から、ぐんぐん大人びてきて、
学校に化粧をしていくことも当たり前で、この年頃の女の子に会うたびに、その変わりようの大きさにびっくりさせられます。。
だからこそ、学校をとりまく社会は、生徒と先生の関係に厳しい線を引くのだと思います。

イギリスのティーンを知る物語として読めば、とても面白いです。
ティーンたちの会話も生き生きしていて、さすがJW。 
でも、ティーン未満の子どもには、勧めないな。 ちょっと危険すぎ。
JWが大好きだからと、小学生の女の子が読んでいたら、気になる。
(ハハ、ちゃんと表紙に13+と書いてありますね♪)
ティーンの娘だったら、主人公の切ない恋に自分を重ねて読むのだろうけど、
私は親の目に自分を重ねていたような気もします。 年だなぁ(笑)。

久しぶりにプロの朗読のAuido Bookを聴いたのですが、うまかった。
Finty Williamsという女優の朗読です。
ちょっとハスキーな声で、Prueの切々と恋を訴えるシーンは特に印象的。
物語を読んでもらっているというより、音だけで作るドラマでした。
こういのは、抜群に楽しいなぁ。

Love-Reader.jpg


図書館では子どものAudio Bookは3週間の貸し出しでたったの35ペンス(70円以下!)。
大人のAuido Bookだと2-3ポンド(500円ぐらい)だけど、それでも安い。
この機会に、図書館にこまめに通って、図書館のAuido Bookを片っ端から聴いてみたいと思ってます。

コメント

Dillさん、こんばんは。
この本、面白そうですね。読んでみたい。
私の中のJacqueline Wilsonイメージにはないお話みたいです。
彼女がどんな風にまとめているのか、気になります。

ところで、常々図書館にAudio Bookがあるのって、凄いなー、って思っていたのですが、
有料なのですか??
ちょっと衝撃でした^^;

読みかけて、放置。

おはようございます☆

こっちの書店で半額セールの際に購入したのですが、一度読みかけて内容が大人びている気がし、いつもと違うなぁと思って放置してしまった作品だったりします。なるほど+13だったのですね。Girlsシリーズより若干大人な感じで読み進めれば大丈夫そうですね。

渡英中、お世話になっている方もよく図書館からAudio Bookを借りてくると言う話を聞いた際に、有料だと知りました。本の種類にもよるのかもしれませんが、Leedsでは£1.50くらいと言う話でした。彼女の場合は、本をゆっくり読む時間がないから、車の中で聞く事にしているらしいのですが、英国は日本と比べると、本当、本を読んでいる方が多いですよね。タドキストとして感心してしまいました。

リッカさん

おはようございます、初夏ですね。

確かに、この本って、JWの中ではちょっと異色かもしれません。
JWのSenior School向けの本って、「Disturbingな問題」がテーマになることが多いですよね。
Illustrated Mumとか、Dustbin Babyとか、考えてみるとすごく深刻な社会問題のような。
そんな中で、少女たちの切々とした訴えが印象的なような気がするのですが・・・
この本も、切々としてます。

そうなんです、有料なんです。 
昔テープの本がとてつもなく高価だったころの名残なのかしら。
でも、どんどんいいAuido Bookを買ってくれるから、喜んで70円払ってます(笑)

りとるさん、

またまた快晴にめぐまれて、緑がまぶしい朝です♪

このテーマって好き好きがあるような気がするのですが、JWらしく「楽しい読み物」です。
読まれたら、感想をうかがいたいです!

私のまわりにはAuido Bookを聴くイギリス人の友人がいないのですが、図書館には、かなりたくさんのAuido Bookが並んでいるので、ファンは多いのだろうと思います。
子どもの本に関して言えば、本離れを食い止めるためにAuido Bookを積極的に薦めてみようという作戦で、たくさん購入しているのかな? 私にはうれしいです。
りとるさんは、イギリスの友人の中で、いろんなイギリスを見ていらしたようで、楽しそうでいいですね。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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