英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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久しぶりに新しいお気に入り警察シリーズに出会いました。
スウェーデンの田舎街の孤独な警察官、Wallanderです。
BBCがイギリス人俳優でテレビ番組を制作、3週にわたって放映しました。
本は、世界的にずっとヒットしてきたそうで、
私が遅れていただけのようですが・・・


wallanderbook.jpg



Faceless Killers (Kurt Wallander Mystery)
by Henning Mankell (Author), Steven T. Murray (Translator)



ドラマの前宣伝が面白そうだったので、まずは、AudibleからAudio Bookを購入して聴いてみました。 
シリーズ第一作、Faceless Killersです。
スウェーデンのいとも平凡そうな地方都市で、不釣合いに残酷な殺人事件がおきます。
事件を担当する田舎の警察の責任者が、Wallander 。 
妻からは離婚を求められ、娘はボーイフレンドといっしょに暮らしはじめて父親には近づいてくれない、タフそうな外見とは裏腹に、精神的に参りかけています。
そんな彼に、重大事件がいくつも降りかかります。

wallander1.jpg


田舎街の孤独な警官に、これでもか、これでもか、と事件が襲い掛かる展開は、
フロスト警部を思わせるのですが、フロストがダーティージョークの連続で、その重さを振り払っているのに、こちらは、重苦しい雰囲気がじんわりと続きます。
でも、彼の息遣いが聞こえるような描写で、私は好きでした。
緯度が高いスウェーデンの冬は、朝明るくなるのが、9時だとか、
その暗い冬の匂いが物語に色を与えています。

朗読は、うまい声優で、プロの芸達者がサービスたっぷりに朗読しています。
LibriVoxとは全く違う、練れたプロの味がなかなか良かったです。
このシリーズは、英語が素直で、警察ものには珍しく、わかりやすくて、すっきりしています。 この平易な英語で、これだけ雰囲気を作るのだから、うまいものです。
原作はスウェーデン語だから、英語は翻訳なんです。
PBで読むのにも、なかなか手ごろそうな気がします。

ちなみに、BBCのTVドラマの方は、シリーズ数作目の夏の物語でした。
最初から目を覆うような事件がおきるのですが、菜の花畑が一面に続くスウェーデンの田舎風景が、なんとも印象的でした。

wallander2.jpg



BBCは、BBC制作のドラマ放映と同じ時期に、この物語の舞台、スウェーデンで制作されたテレビ番組も放映しました。
スウェーデン版の方が、淡々としているのですが、事件はいささか奇天烈で、やや見せ場作りの残酷さに走っているような気もしました。

wallander3.jpg



それにしても、スウェーデンは全く知らない国なので、
ドラマを見ていて、お国ぶりが、とても興味深かったです。
何より、インテリアが、イギリスとは全然ちがうんです。
登場人物の家も、警察のオフィスも、シンプルで洗練され、現代的。
イギリスの花柄のファブリックや、どっしりした時代がかった家具とは大違い。
そういえば、IKEAはスウェーデン生まれでしたよね。

この頃LibriVoxを聴くことが多く、Audibleのクレジットがたまってきました。
聴きたいAudio Bookの多くが2クレジットで割高なのも、がっかりしてます。
Wallanderのほかにいくつかダウンロードして、ひとまずメンバーシップをキャンセルしようと思っているところです。


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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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