英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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ほんの5日ほど前に、大学院入学のご報告をしたら、
たくさんの方からコメントをいただいて、感激です。
宿題が進まなくてめげていた私には、
とても嬉しくて、励ましになりました。
ありがとうございます!


外国語科学




外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か
岩波新書
白井 恭弘 著

私が通い始めたコースですが、
イギリスの大学院らしく、試験は全くなくてうれしいのですが、
1月末までに、5000字のエッセーを2本書かなくてはいけなくて、
そのアウトラインの提出が昨日でした。
悲鳴をあげつつ、なんとか書いてもっていったら、
先生は病欠で、クラスはお休みでした(苦笑)。

もうあと一週間、首がつながったのですが、
正直なところ、私の期待と現実にはそれなりにギャップもあり、
なかなか苦戦中であります。
ぐちを書いてもしかたがないので、
面白かった本について書きます。

インターネットで調べ物をしていたら、
どこかの日本の大学の先生が、とても面白いと激賞されていたので、
取り寄せました。
イギリスの大学の日本人同級生や、日本の友人も薦めてくれたので、
仲間内では、かなり話題の本らしいです。
さらっと読めて、いろいろ考えさせられます。

たとえば、外国語で考えるために、リハーサルの効果が絶大だそうです。
リハーサルは、明日英語でしゃべる予定があるときなど、
頭の中で、しゃべる内容を英語で何度も繰り返し練習することです。
繰り返しているうちに、頭の中で知らないうちに、
英語で何か言っている自分がいる、というわけです。
言われてみると、私もよくこのリハーサルをやっています。
磁気を使って脳の活動を調べると、
リハーサルと、英語でしゃべることは、
脳の活動としてはほぼ同じだそうです。
リハーサルによって、
聞いたり、しゃべったりに必要な集中力も高まるとか。

あるいは、私の個人的経験にも合致して、うなずいたのは、
小さい子どもがどうやって言葉を学んでいくかという研究で、
「テレビからは言語習得はできない」という現象が観察できるそうです。
私はイギリスで人気のフロスト警部のテレビ番組をよく見るのですが、
いまひとつ英語が頭に入らず、画面に頼り切ってストーリーを追っているなぁ、
と感じてました。 
でもフロスト警部のAudio Bookを聴いたら(これ凄く面白かったです!)、
英語がずっとはっきり、くわしく頭に残りました。
テレビを見ていると、俳優が素敵だとか、服がいいなぁ、とか
このカップルは合わないとか、余計なことを頭が考えるので、
聴く方の集中力がお留守になるような気がしてました。
うん、Auidob Bookのテレビドラマに対する優位性が証明されたな
(こういう言葉遣いばっかりしてます)
というところでしょうか(笑)。

ご愛嬌での紹介によれば、
お酒を飲むと英語のしゃべりがスムーズになるという
実験結果もあるそうです・・・・
大事な英語の発表の前には、まず一杯どうぞ・・・
(飲みすぎは逆効果だそうです、念のため)

そんなこんな、へぇ、がいろいろありました。
私にとっては、超特急で最新の外国語学習の研究の基本がわかり、
とても役立ちました。
ここでは、実験結果の断片だけ紹介しましたが、
本の中では最新の重要な学説を、
順立てて、噛み砕いて紹介してくれています。


英語を勉強したり、教えたりされている方で、
語学学習という摩訶不思議のメカニズムについて、
自分なりに整理してみたい方や、いい勉強法を探している方に
お勧めです。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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