英語で本三昧

英語の朗読を聴いて楽しんでいます。 

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このところ100年ぐらい前のマザーグースの古本(デジタル化されたもの)ばっかり読んでいたので、
久しぶりに、ラジオで「今らしい」話題を聞いて、新鮮でした。


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天気が良かったので、となり街に散歩に行きました(写真は記事とは無関係です)

ティーン・エイジャーの親として、子どものパートナーが家に泊まるのをOKするか、というテーマのラジオ番組を興味深く聴きました。

イギリスは硬そうなイメージがあるけど、実は、ヨーロッパでティーンの妊娠が一番多い国なのだそうです。ティーンのシングル・ママは、学校や社会保障がらみのニュースではよく問題になります。

そんな話しを聞いても、子どもが小さいうちは、聞き流していたけど、
ウチも娘が14歳になり、他人事とは言い切れないかも、と思うようになりました。
女子校の校門のすぐ近くで、ボーイフレンドとキスしている生徒もちょくちょく見るし、娘の友人たちもすっかり大人びて、びっくりさせられるし・・・
娘の同級生の親も、避けて通れない問題よねぇ・・と言っていました。



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教会のまわりに原っぱ、”Common”が広がるのが、イギリスの典型的な村。



さて、この番組は、16歳以上の子どもが、パートナーを、家に泊めたい、と言ったらどうしたらいいか、という内容。ティーンの子どもをもつジャーナリストとカウンセラー2人のゲストと、司会者の会話が面白かったです。

番組で紹介されたアンケートによると、イギリスの親の40%は、子どもがパートナーをOver night stay させたいと言ったら、OKするそうです。 日本人の私としては、この出だしで、えっ、とびっくりしました。

16歳以上になると法律的には本人の選択に任されているのだから、親が家に泊まらせなければ、違うところに行くだけ・・・たとえば車のバックシートとか。それならいっそう、家に泊まらせた方がいい、というのがその理由。
この国では、いわゆるラブホテルみたいなことろは、全く見かけないから、ティーンの妊娠が多いのはいったいどういうことだろう、と密かに疑問に思っていました。なるほど、こういうことなのか・・・


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りっぱな門もなく、小道にぬっと生えるように建っているこの家が好き。


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こちらが正面。 貝殻のような入り口が素敵。



番組では、かなり実務的な議論が。 たとえば・・・・

どんなパートナーだったら泊まらせるか? 
お互いにコミットしたパートナーであればいいけど、浴室で、毎朝違うパートナーと顔を会わせるというのは、最悪。 たとえば数ヶ月続いた相手だけOKすればいいのか?事前に2人の関係について話し合うべき?

相手の親に電話をするべきかどうか
男の子の親の方が気軽に構えることが多く、娘の親の方が心配事が多いのは、まあ当然。 たとえば娘が、「彼の家に泊まりたいの。彼の家族もOKよ。」と言ったとき、相手の親に挨拶の電話をするべきかどうか悩むところだそうです。 
男の子の親が、女の子の親に電話をして、「お嬢さんを家に泊めてもいいですか」と聞くのが筋だと思うけど、そんな電話をしない親の方が多いし・・・というのがゲストのコメントでした。 
へぇー、そういう感覚なのか、と私にはちょとぴんと来なかった。

朝どう顔を合わせればいいか?
親としては、照れくさくて、朝どうしたらいいか難しいところだ。ベーコンエッグなんかを張り切って作ってもっていってあげる、なんていうのは、やりすぎで気恥ずかしいし。 
子どもからも、親がOKって言っても、親が気恥ずかしがるだろうと思うと、どうもそんな気になれない、というコメントも。

みんなの顔を立てる(Save Face)方法は、泊まらせても、2人を別々の部屋に眠らせることで、これだったら、何がおきているかあいまいにしておけて、いいね、と言うこと。 Britishな妥協策よねぇ、と出演者3人で笑っていましが・・・



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珍しい白一色の家。 レンガの家並みの中でぱっと目立っている。



この他、避妊についてはどう話すか、親としてパートナーとどう付き合うべきか、弟や妹にはどう説明するか、などなど、細かい問題について、かなり具体的に話しが展開しました。 
イギリスでは法的には16歳になると個人の自由に属することだから、親がとやかく口をだすべきじゃない、という前提ははっきりしているみたいでした。 でも、あまりオープンにするのは居心地が悪い。。。という微妙な雰囲気があって、ふむふむ、と聞きました。 これがアメリカだと、かなり違うトーンなんだろうな。 

BBCのRadio4のWomen’s Hourという一時間番組の、最初の15分ほどの話題です。一週間(3月18日まで?)はインターネットでも聴けますので、興味があればどうぞ。ここ
(出だしの部分は、番組関連の予告なので、聞き飛ばしてくださいね)

このBBCのiPlayは、ボタンをクリックするだけで、一分間戻って聞きなおすという機能があって、意味がよくわからないところを、すぐ聞きなおせるのが、とても便利で気に入りました。

なかなか面と向かって話す機会の少ない話題なので、微妙な言い回しや、婉曲な表現方法も、「なるほどこう言うのか」っと、いい勉強になりました。

コメント

DillさんもWoman's Hourのリスナーなんですね!なんだかうれしいです。毎日聴いているわけではないのですが、ポッドキャストを購読して、その日の放送内容をチェックして、おもしろそうなのがあったら聴いてみるというかんじです。この番組、本当にいろんな話題に取り組んでいますよね。イギリスならではの番組だなーと思います。

Dillさんが紹介されているテーマも、Woman's Hourらしいですよね。「親の40%はパートナーをOver night stayさせてもよい、と考えている」というアンケートの答え、私もびっくりですが、そういえば私の知ってる人、10代の娘さんがいたけれども、彼女のボーイフレンドを泊まらせていたのを思い出しました・・・本当はそのボーイフレンドにいい印象をもっていなかったようですが、「16歳だし、仕方ないでしょ」とあきらめ口調を、内心「えぇ、本当にそれでいいの?」とびっくりしながら聞きました。

michiさん

こんにちは!
私はいつも台所でラジオを聴くので、この時間に家で料理をしていれば、たいてい聞いています。 本当に、この番組は面白いテーマが多くて、楽しいですよね。 普段気がつきにくいテーマでも、うまく料理してくれる感じです。
うん、私も友人から同じような話しを聞いて、ちょっと驚いていました。 
実はこの番組の前のニュースでは、マイノリティのティーンの女の子(多分パキスタンやインド系?)で、親に結婚を強制され、外国に無理やり連れて行かれるケースが後を絶たないので、抜本的な取締りが必要・・・と言っていました。 同じイギリス人と言っても、いろんな家庭があるなぁ、と思いました。

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Dill

Author:Dill
イギリスのロンドン郊外に住んでいます。 
本は大好き。読む本がなくなると落ち着きません。
とうとうまわりに日本語の新しい本がなくなってしまったので、英語の本を楽しみたいと思っています。

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